【視障協だより】令和4年(2022年)4月20日第203号 1/3
2022.04.19
【視障協だより】
令和4年(2022年)4月20日
第203号
発行責任者 中神 誠
編集責任者 仲前 暢之
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
目次
巻頭言・・・・・・5ページ
お知らせ・・・・・・7ページ
可部料理教室……7ページ
マラソン部……9ページ
4月のレシピから……10ページ
用具「耳より」コーナー・・・・・12ページ
ちょっと、ひとこと・・・・・・16ページ
事務局より・・・・・・18ページ
巻頭言
(会長 中神 誠)
3月27日(日)に理事会を開催し、令和4年度の事業計画と予算について審議し、承認されました。昨年度は、コロナでほとんどの行事ができずイライラしましたが、令和4年度はスムーズにいくように願いたいものです。
3月30日(水)に「障害を理由とする差別の解消に向けた広島市シンポジウム」が、広島市総合福祉センターで行われ、パネリストとして私も参加しました。
佐藤久夫(日本社会事業大学)名誉教授による『障害者差別解消法の改正をふまえた「合理的配慮の提供」…全国の事例を通して考える』という基調講演の後、『合理的配慮の現状と法改正により描く未来』というテーマで、横藤田誠(広島大学)教授をコーディネーターとして、4人(佐藤久夫氏、岡田幹子氏、小川優子氏、私)のパネリストで、パネルディスカッションをしました。
「合理的配慮」が民間事業者にも義務化されました。だからといって、それで良いかというとそうではないと思います。障害がある方は、一人ひとりの障害種別によって、また障害の程度によって、合理的配慮のニーズが違ってくると思います。
当会としては、個々人のニーズ等をまとめて、各方面に要望していきたいと思います。会員の皆さんも気づいたことがあれば、事務局にご連絡ください。
新年度を迎え、社会福祉法人化へ向けて、説明会を開き会員の皆さんのご意見をお聞きして、計画を進めていきたいと思います。
【お知らせ】
可部料理教室
(担当 辻村登美子)
皆さんこんにちは、女性部の辻村です。
まん延防止対策集中期間の解除と相まって春の陽気と花だよりに誘われて心浮き立たせておいでと思います。
昨年5月から料理教室(可部公民館)が始まりましたが、コロナ禍での外出自粛により、1回目が11月25日となり参加者は5名で開催しました。
旬の季節野菜をふんだんに取り入れた献立を楽しんでいます。和気あいあいで調理をしながら、次は何ができるのかと楽しみになります。
我が家では、学習した料理のうち、旬の野菜の蒸し野菜、餃子、いなり寿司など食卓を何度かにぎわせてくれました。
まだ会食ができませんが、早く出来上がった料理をいただきながら反省や講評しながら料理の腕をあげ、親睦を図りたいところです。
ぜひ、一緒に学んでみませんか。楽しいですよ・・・
(参加は男女を問いません)
開催日:奇数月の第4木曜日10時から13時まで
材料費:1回一人当たり800円以内(レシピ3品分)
問い合わせ・申し込み:事務局へ
*ガイドヘルパーには教室内でレシピの確認や、調理機材の保管場所の案内などサポートをしてもらっています。
ガイドヘルパーさんもご一緒にお越しください。
4月からは予定通り学ぶことができますように願っています。
マラソン部
(部長 浦上由美子)
みなさん、こんにちは。
視障協マラソン部(部員6名)は、毎月第4日曜日10時から12時(夏期は9時から11時)迄、宇品の「みなと公園」で広島ランパの皆さんと一緒に練習をしています。
走ることが大好きな皆さんは、伴走者の方と伴走ロープ(きずな)でつながり、「今日は何周しようかな」と自分に合った距離で練習しています。
これからマラソンを「はじめようと思っている方」「健康維持のためジョギングをと思っている方」広島ランパの皆さんと風を感じながら走りませんか。
私は、平和マラソンに出たくってマラソンを始めました。
これからの時期、マラソンには持ってこいの季節です。
共に、汗を流し、走りましょう。
問い合わせ・申込先:事務局
【視障協だより】令和4年(2022年)4月20日第203号 2/3
2022.04.19
4月のレシピから
【桜もち関東風(焼き桜)】
材料(8個分)
白玉粉 15g
(生地)
水 4分の3カップ
小麦粉(薄力粉) 60g
砂糖 15g
食紅 少々
黒こしあん 240g
桜の葉の塩漬け 8枚
サラダ油 少量
作り方
① 生地をつくる。
ボウルに白玉粉を入れて分量の水を少しずつ加えながら混ぜ、さらに小麦粉、砂糖を加えてダマにならない様に混ぜる。
② 生地にラップをかぶせ、冷蔵庫で30~40分ねかせる。他の材料の下処理をする。
③ 桜の葉の塩漬けは薄い塩水につけて塩抜きしておく。
④ 黒こしあんは8等分し、俵形に丸めておく。
⑤ 生地に着色をする。水少量で溶いた食紅を生地に混ぜ、薄いピンク色に着色する。
⑥ 生地を焼く。フライパンにサラダ油を薄く塗り、生地の8分の1量を小判型に流し、焼き色をつけないように注意して焼く。裏も同様にサッと焼く。
⑦ 仕上げる。
先に焼いた方を外側にして、あんを巻き、水けをふきとった桜の葉で包む。
【担当からの一言】
昨年の12月号から掲載をしていますが、参考になっておりますか?
皆様の声に答えた、レシピにしたいのでご意見や感想を事務局までお寄せ願います。
用具「耳より」コーナー
☆シグナルエイド・エコーカードを持って街へ出かけよう!
シグナルエイドとエコーカードは、白い箱の押ボタンがある歩行者用信号機で使用できる「歩行時間延長信号機用小型送信機」です。
送信ボタンが白い箱の押ボタンの代わりになり、送信ボタンを押すと青信号の時間が長くなります。また、建物入口などの音声案内用の送信機としても使用できます。
2機種の基本情報と操作方法、給付制度利用についてご紹介します。
(1)シグナルエイドについて
赤い樹脂製の縦長の本体に黒いボタンとスイッチとダイヤルがひとつずつあります。重さ70g、アルカリ単4電池2本使用。
縦長の本体の上端部にある送信ボタンを押すと、青信号の時間延長や音声案内装置を作動させる電波が送信されます。
本体の右側面にあるスイッチを上に動かすと、事前情報提供エリア受信機能がオンになり、音声案内装置があるエリアに入ると本体から音が鳴ります。エリア内で送信ボタンを押すと、音声案内が流れます。
右側面のスイッチの下には、操作音の音量調節ダイヤルがあります。
(2)エコーカードについて
白い樹脂製の縦長の本体に黄緑色の保護カバーが装着され、グレーのボタンが2つあります。重さ50g、リチウムコイン電池CR2032使用。
縦長の本体表面に丸いボタンが2つあります。2つのボタンはどちらを押しても青信号時間を延長する電波を送信します。
2つのボタンのうち右側のボタンを押すと、「エコーチャイム自動送信」オンになり、エコーチャイムが設置された場所に近づくと自動で音声案内が流れます。左側のボタンを押すと自動送信オフになります。
(3)給付制度の利用について
「歩行時間延長信号機用小型送信機」は日常生活用具給付対象品です。価格は2機種とも12,000円、視覚障害1級・2級の方は、原則1割負担1,200円で給付を受けることができます。お気軽にご相談ください。
お待たせしました!! プレクストークPTR3生産再開です!
プレクストークPTR3が2月下旬に生産再開しました。デイジー図書で聴く読書を楽しみましょう。興味のある方はお問い合わせください。
※次回は、デイジー図書とプレクストークをご紹介します。
お楽しみに。
【視障協だより】令和4年(2022年)4月20日第203号 3/3
2022.04.19
☆白杖紹介 自分に合った石突きを4種類から選ぼう『アドバンテージ』
英語で「有益な、役立つ」といった意味があるアドバンテージ。単独歩行用で一番使われているといわれているくらい、使っている人が多い白杖です。
ブラックカーボンで折れにくく、軽金属製の杖のように曲がることがないのが特徴です。
重さは116㎝スタンダードタイプで、225g、折りたたみ時のサイズは28.5㎝です。111㎝までは4段折り、116㎝からは5段折りで、価格は7,800円(別途送料等かかります)
石突きはスタンダード、ローラーチップ、パームチップ、ティアドロップチップと4種類からご自身の歩くルートやスタイルに合わせて選べます。
最近、杖ががたついてきたなぁと感じてきた皆様、ぜひこの機会に「役立つ白杖アドバンテージ」を検討されてはいかがでしょうか。
次回の白杖コーナーは「シンプルイズベスト?」お楽しみに。
ちょっと、ひと言】
(福祉環境部長 高松 豊)
皆様こんにちは。福祉環境部の高松です。
ずいぶん暖かくなってきましたが、新型コロナウイルス感染の終息が見通せず、なかなか外に出にくい日々が続いています。
このコロナ禍で、いろんなお店でセルフレジや、キャッシュレス決済の導入が急速に進み、日常の買い物において、我々視覚障害者が困ってしまう場面も増えてきたように感じます。
その反面私が視障協に入会させていただいたころに比べて、街中の音響信号機が増えてきて、安全に歩ける場所が少しずつ広がってきているように感じます。
それからいろんな研修会や各種会議などがオンラインで開催されるなど、パソコンやスマホを使う機会が増えました。
2013年に成立した障害者差別解消法が、昨年春に改正され、これまでは努力義務であった民間事業者の合理的配慮提供が義務化されました。 これに伴い、広島市の障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例も、民間事業者の合理的配慮提供を義務化するように変更していただく必要があります。
会員の皆様の日常生活でのあらゆる場面の困りごとなどありましたら教えていただきたいと考えています。 せっかく根拠となる差別解消法や条例があるのですから、それをしっかりと生かし、障害の有無にかかわらずだれもが安心して暮らせる広島市を皆さんとともに目指していきましょう。
そして、視覚障害者にとって様々な便利なアプリやサービスが次々開発されています。今一度スマホやパソコンなどの基本的な使い方を各々が学習し、デジタル化の恩恵が受けられるように頑張っていきましょう。
【事務局より】
☆今月の会員の動き(3月)
【入会者】 なし
【退会者】 なし
現在の会員数239名(正会員231名 賛助会員8名)
*他にスポーツ活動、年に1回、街点検を行い視覚障害者の住み良い環境づくりの活動も行っています。詳しくは事務局まで
☆編集後記
(編集長:仲前 暢之)
大型連休が待ち遠しいこの頃ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
先日、普通の乾電池と充電式乾電池を混ぜてしまって区別がつかなくなってしまったので、スマホの「Be My Eyes」というアプリをはじめて使ってみました。
このアプリは、ビデオ通話を通して、目の見えるボランティアが視覚的支援を提供してくれるものです。(AppStore、Google Playから無料でダウンロードできます。)
アプリをひらいて初期設定後は、「応答可能なボランティアに接続」のボタンを実行するだけで、サポート可能な人につながり、観てもらいたいものをカメラにかざして教えてもらうことができます。このアプリで、私も乾電池の区別が無事に出来ました。ちょこっと目を借りたいときに便利なアプリだと思います。
皆様、楽しいゴールデンウィークを過ごされますように。
【視障協だより】令和4年(2022年)3月20日第202号 1/2
2022.03.17
【視障協だより】
令和4年(2022年)3月20日
第202号
発行責任者 中神 誠
編集責任者 仲前 暢之
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
巻頭言・・・・・・1ページ
お知らせ・・・・・・3ページ
文化部より文化交流会開催中止のお知らせ……3ページ
女性部より2022年度女性部定期総会……4ページ
3月のレシピから……6ページ
用具「耳より」コーナー・・・・・・8ページ
ちょっと、ひとこと・・・・・・12ページ
事務局より・・・・・・14ページ
2月13日(日)に、八丁座で上映されていた「ドライブマイカー」を観に行きました。この映画はUDCast(ユーディーキャスト)という音声ガイドがついているというので、初めてUDCastを使うことにしました。はじめに自宅で、UDCastをたちあげ、映画のタイトルを選び、ダウンロードしておきます。劇場へ行き、iPhoneの機内モードをONにします。アプリを立ち上げ「ドライブマイカー」のところにあわせ、待機します。始まると自動的に音声ガイドが始まります。始まるまではうまくいくのだろうかと心配しましたが、イヤフォンをつけ聞き始めたら、案外簡単に始まりました。3時間近く上映されましたが、終わるまで音声ガイドがありました。広島の平和公園、国際会議場、中区のごみ処理場、プリンスホテル等、たくさんの広島の街が出てきました。UDCastのついている映画もたくさんあるようですので、是非皆さんも映画館で鑑賞してみてください。
2月17日(木)13時半から15時半まで日視連の団体長会議がZoomで行われました。当日までに、それぞれ都合のいい日にテストが行われていたので、スムーズに始まり、会議も順調に進行し、無事終了することができました。視障協でも2月20日(日)13時から中ブロ実行委員会をZoomで行いました。委員9名と事務局1名で行い、40分で終了しました。それぞれがZoomに少しずつ慣れているようです。
会員の皆さんもいろいろアプリを活用して、豊かな生活をお過ごしください。
今年度も残りわずかとなりました。コロナでほとんどの行事が行われませんでした。来年度はお会いできる日を楽しみにしております。
UDCast 問合せ窓口(平日10時~19時) *無料アプリ
TEL 0120-291-088
☆文化交流会開催中止のお知らせ
令和4年3月20日(日)に開催を予定しておりました「文化交流会」は現在の新型コロナ感染者数を鑑み、誠に残念ですが、中止とさせていただきます。
3月6日まで「まん延防止等重点措置」実施期間で、事業の中止・縮小が続いておりました。その間、出演申し込みのあったグループや個人から練習ができない状態で困っているとの声もたくさんいただきました。
練習に励んでくださった方々、また、当日の観覧を楽しみにしていた皆様にはぜひ、来年を楽しみにしていただきたいと思います。
☆2022年度女性部定期総会
皆様、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?
下記の通り総会を開催いたしますので、多数のご参加をお待ちしております。
開催日:4月10日(日)
開催時間:10時30分~12時 終了予定
受付:10時より
会場:広島市心身障害者福祉センター2階会議室1・2
議題:
(1) 2021年度事業報告並びに決算報告
(2) 2022年度事業計画(案)
(3) 第70回中国ブロック大会女性部会提出議題(広島市)
(4) 2023年度の事業について
(5) 会員からの提出議題
申し込み:以下の内容について、4月1日(金)正午までに視障協事務局へ
(1)出欠連絡及び委任
委任の通知のない方は、議長に委任されたものとします。
(2)会員からの提出議題
議題と提案理由を文章にして事務局へ送付してください。
(3)弁当:部員の方にお持ち帰り弁当を準備しております。介助者のお弁当が必要な方は700円で販売します、その旨お知らせ下さい。
*出席される方はマスク着用をお願いします。
【炊き込みちらしずし】
材料(3人分)
米 360㏄(2合)
鶏ひき肉 100g
干ししいたけ 4枚
にんじん 4分の1本(30g)
ごぼう 3分の1本
油揚げ 1枚
薄焼き卵 2枚(24㎝のフライパン2枚分)
・卵 大1個
・酒 小さじ1
・かたくり粉、砂糖 各小さじ2分の1
・塩 少々
サラダ油 適量
昆布(3㎝四方)1枚
絹さや又は菜の花 適量
作り方
① 干ししいたけは、カップ1と2分の1の水に3時間~1晩つけて戻し、軸を除いてかさを薄切りにする。
(戻し汁はとっておく。)にんじんはせん切り、ごぼうはたわしでこすり洗いし、ささがきにして水にさらす。
油揚げはサッと熱湯をかけて細切りにする。錦糸卵を作る。
② 米は洗って炊飯器の内窯に入れ、干ししいたけの戻し汁、砂糖大さじ3、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1を加え、2合目の目盛りまで水加減し、ひとまぜする。
昆布、しいたけ、ごぼう、にんじん、ひき肉、油揚げをのせ普通に炊く。
③ 昆布を除いてボウルに移し、酢大さじ4を回しかけて混ぜる。
④ 器に盛り、錦糸卵と青み(絹さやか菜の花)をのせる。
*視覚障害者対象の料理教室にぜひご参加ください。
令和4年(2022年)3月20日
第202号
発行責任者 中神 誠
編集責任者 仲前 暢之
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
目次
巻頭言・・・・・・1ページ
お知らせ・・・・・・3ページ
文化部より文化交流会開催中止のお知らせ……3ページ
女性部より2022年度女性部定期総会……4ページ
3月のレシピから……6ページ
用具「耳より」コーナー・・・・・・8ページ
ちょっと、ひとこと・・・・・・12ページ
事務局より・・・・・・14ページ
【巻頭言】(会長 中神 誠)
2月13日(日)に、八丁座で上映されていた「ドライブマイカー」を観に行きました。この映画はUDCast(ユーディーキャスト)という音声ガイドがついているというので、初めてUDCastを使うことにしました。はじめに自宅で、UDCastをたちあげ、映画のタイトルを選び、ダウンロードしておきます。劇場へ行き、iPhoneの機内モードをONにします。アプリを立ち上げ「ドライブマイカー」のところにあわせ、待機します。始まると自動的に音声ガイドが始まります。始まるまではうまくいくのだろうかと心配しましたが、イヤフォンをつけ聞き始めたら、案外簡単に始まりました。3時間近く上映されましたが、終わるまで音声ガイドがありました。広島の平和公園、国際会議場、中区のごみ処理場、プリンスホテル等、たくさんの広島の街が出てきました。UDCastのついている映画もたくさんあるようですので、是非皆さんも映画館で鑑賞してみてください。
2月17日(木)13時半から15時半まで日視連の団体長会議がZoomで行われました。当日までに、それぞれ都合のいい日にテストが行われていたので、スムーズに始まり、会議も順調に進行し、無事終了することができました。視障協でも2月20日(日)13時から中ブロ実行委員会をZoomで行いました。委員9名と事務局1名で行い、40分で終了しました。それぞれがZoomに少しずつ慣れているようです。
会員の皆さんもいろいろアプリを活用して、豊かな生活をお過ごしください。
今年度も残りわずかとなりました。コロナでほとんどの行事が行われませんでした。来年度はお会いできる日を楽しみにしております。
UDCast 問合せ窓口(平日10時~19時) *無料アプリ
TEL 0120-291-088
【お知らせ】
文化部(会長 中神 誠)
☆文化交流会開催中止のお知らせ
令和4年3月20日(日)に開催を予定しておりました「文化交流会」は現在の新型コロナ感染者数を鑑み、誠に残念ですが、中止とさせていただきます。
3月6日まで「まん延防止等重点措置」実施期間で、事業の中止・縮小が続いておりました。その間、出演申し込みのあったグループや個人から練習ができない状態で困っているとの声もたくさんいただきました。
練習に励んでくださった方々、また、当日の観覧を楽しみにしていた皆様にはぜひ、来年を楽しみにしていただきたいと思います。
女性部(部長 浦上由美子)
☆2022年度女性部定期総会
皆様、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?
下記の通り総会を開催いたしますので、多数のご参加をお待ちしております。
開催日:4月10日(日)
開催時間:10時30分~12時 終了予定
受付:10時より
会場:広島市心身障害者福祉センター2階会議室1・2
議題:
(1) 2021年度事業報告並びに決算報告
(2) 2022年度事業計画(案)
(3) 第70回中国ブロック大会女性部会提出議題(広島市)
(4) 2023年度の事業について
(5) 会員からの提出議題
申し込み:以下の内容について、4月1日(金)正午までに視障協事務局へ
(1)出欠連絡及び委任
委任の通知のない方は、議長に委任されたものとします。
(2)会員からの提出議題
議題と提案理由を文章にして事務局へ送付してください。
(3)弁当:部員の方にお持ち帰り弁当を準備しております。介助者のお弁当が必要な方は700円で販売します、その旨お知らせ下さい。
*出席される方はマスク着用をお願いします。
3月のレシピから
【炊き込みちらしずし】
材料(3人分)
米 360㏄(2合)
鶏ひき肉 100g
干ししいたけ 4枚
にんじん 4分の1本(30g)
ごぼう 3分の1本
油揚げ 1枚
薄焼き卵 2枚(24㎝のフライパン2枚分)
・卵 大1個
・酒 小さじ1
・かたくり粉、砂糖 各小さじ2分の1
・塩 少々
サラダ油 適量
昆布(3㎝四方)1枚
絹さや又は菜の花 適量
作り方
① 干ししいたけは、カップ1と2分の1の水に3時間~1晩つけて戻し、軸を除いてかさを薄切りにする。
(戻し汁はとっておく。)にんじんはせん切り、ごぼうはたわしでこすり洗いし、ささがきにして水にさらす。
油揚げはサッと熱湯をかけて細切りにする。錦糸卵を作る。
② 米は洗って炊飯器の内窯に入れ、干ししいたけの戻し汁、砂糖大さじ3、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1を加え、2合目の目盛りまで水加減し、ひとまぜする。
昆布、しいたけ、ごぼう、にんじん、ひき肉、油揚げをのせ普通に炊く。
③ 昆布を除いてボウルに移し、酢大さじ4を回しかけて混ぜる。
④ 器に盛り、錦糸卵と青み(絹さやか菜の花)をのせる。
*視覚障害者対象の料理教室にぜひご参加ください。
【視障協だより】令和4年(2022年)3月20日第202号 2/2
2022.03.17
【用具「耳より」コーナー】
☆読書器の選び方 その4 機種別の特徴(2)
情報センターで体験できる商品のうち、音声読み上げ(ウェアラブル型)と画面音声兼用タイプ、および電子ルーペの商品名と価格、特徴をご紹介します。
※基準額198,000円、原則1割負担で給付が受けられます。
(1)音声読み上げ・ウェアラブル型
●オーカムマイリーダー2
248,000円(1割+50,000円負担)
メガネの左右どちら側でも取り付けて使用できる。読みたいものを指さすか、本体に触れるだけで読み上げる。
●天使眼(エンジェルアイ) 198,000円
メガネの右側だけに取り付けて使用できる。音声で原稿の位置を誘導し、撮影範囲に入ると読み上げる。
(2)画面音声兼用・据置型
●よみあげ名人 198,000円
本体と読み取り器が分離している。いろいろな操作や読み取り画像の表示、読み取り結果が活用でき、設定を細かく変更できる。
(3)画面音声兼用・携帯型
●コンパクト10スピーチ 226,000円(1割+28,000円負担)
タッチ操作のシンプルデザイン。音声読み上げのみの簡単モードと、画面拡大と音声読み上げを兼ねた標準モードを切り替えて使用。
●オムニリーダー 198,000円
ボタンとダイヤル操作。画面拡大モードと音声読み上げモード切り替えて使用。カレンダー・リマインダー等多機能。
(4)電子ルーペ クローバー3 29,800円
画面は小さいが、外出先で商品表示の確認などに便利で安価。申請も可能ですが、据置型との併用(2台目購入)にお勧め。
※上記以外でも取扱可能な機種があります。情報センターへご相談ください。
※今回の特集ではご紹介できませんでしたが、情報センターで3月から、画面拡大タイプの読書器「ズーマックススノー12」「ぺブルHDベーシック」と、電子ルーペ「クローバー4」を新たに常設展示しています。その他の展示品も増えましたので、詳しくは来月お送りする「情報センターだより4月号」をお楽しみに。
※偶数月は「情報センターだより」も同封されています。メール配信の方は情報センターのHPをご覧ください。
☆白杖紹介「シンボルケーン・パートナー」
今月、ご紹介する杖は、太めのグリップ好きにおすすめ!
『シンボルケーン・パートナー』
シンボルケーンはシャフト部分もグリップも細いタイプが一般的ですが、パートナーはグリップ部分が太く、大きな手の方でも握りやすいのが特徴です。
スキーのストックにも使われる軽くて丈夫なジュラルミン製のシャフトも魅力的です。
6段折りで、長さは90㎝~130㎝までの5㎝間隔で選べます。折りたたんだ時のサイズは約23㎝(120㎝の場合)。専用の袋付きです。価格は6,000円(別途送料等かかります)
シンボルケーンは誰かと一緒に歩く時のお供だったり、見えにくい時に、さっとカバンから取り出して使ったり、普段使いの杖が壊れた時用の予備の杖としても、一本あると安心しますよね。カバンの中の頼れる一本にどうですか?
さて、来月紹介する白杖は「使っている人一番多いという説」がある白杖です。お楽しみに。
【ちょっと、ひとこと】
(あはき部長 新谷 幸司)
ここ何年か、いろいろな事情で治療院をたたまれる方がおられ、オートクレーブ、電療器具、電動ベッド、ソファーなどの処分に困っているという話をよく聞きます。逆に、「そういうのがあれば譲ってほしかったのに」と思われた方もおられます。そこで、売りたい物や引き取ってほしい物があれば、視障協の「お好み」メーリングリストに掲載されてはいかがでしょうか。せっかく何でも投稿できるメーリングリストがあるのですから利用しない手はないですね。
ところで、2月6日に中国ブロック会代表者協議会がオンラインで行われました。日本視覚障害者団体連合はあはき4団体の一つなので、あはき関連の話し合いもありました。特別給付金制度、免許保有証、保険取り扱いなどの手続きや様式を簡略化したり、視覚障害者でも扱えるフォーマットにするといった要望が出されました。いずれも晴眼者にとっては何でもないことですが、視覚障害者にとってはいくら努力しても自力ではどうしようもないことばかりです。
視障協は他のあはき団体とは違い、圧倒的優位な立場にある晴眼者と同じ土俵であはき業ができるようにすることも大きな役割です。
また、このような問題を直接国に言うことができるのも視障協です。
冒頭のフリーマーケットの話も、メルカリには及びませんが視障協という団体だからできることの一つではないかなと思います。
【事務局より】
現在の会員数239名(正会員231名 賛助会員8名)
*視覚障害で困っている人、一人で悩んでいる人がおられましたら、視障協への入会をご案内ください。
☆編集後記(編集長 仲前 暢之)
桜の便りも聞かれるようになりましたが、
会員の皆様いかがお過ごしですか。
先月うれしいニュースが飛び込んできました。
健常者向けあん摩マッサージ指圧師養成学校の新設を制限した法律が、憲法の職業選択の自由に違反するかが争われていた3件の訴訟の判決があり、最高裁で視覚障害者保護規定は「合憲」と判断。原告側の上告を棄却し合憲とする判断が確定しました。本当によかったなと思います。
けれども、現実は厳しいことになっています。
厚生労働省によると、2020年の、あまし師の就業者数は、視覚障害者2万6507人に対し健常者は9万1596人。1990年と比べると視覚障害者は約9000人の減少に対して健常者は約3万5000人増えているそうです。
私たち視覚障害者は、これからさらなる技術の向上を目指し、社会に貢献できるよう一層の努力をしていかなければいけないと感じています。