【視障協だより】令和3年(2021年)2月20日第189号
【視障協だより】
令和3年(2021年)2月20日
第189号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
目次
巻頭言・・・・・・3ページ
お知らせ・・・・・・4ページ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事業の中止・縮小の一部解除について……4ページ
今年度の体育部の残り行事について……6ページ
イチゴ狩りの中止について……7ページ
広島駅新幹線のりばへのホーム柵設置工事と南口バス乗り場の変更についてお知らせ……8ページ
報告・・・・・・11ページ
青年部より、パソコン講習会……11ページ
3月事務局のお休み・・・・・・12ページ
巻頭言(会長 寺中久美子)
吹く風にも春の気配が感じられるようになり、気分が浮き立つころとなりましたがお変わりありませんか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ズームで会話をするという話は聞いていましたが、私も臨時評議員会にズームで会議に参加することになりました。今から胸がドキドキしています。
今後は、このような会議が多くなるのではないかと思います。
また、友人との会話や他団体との情報交換にも使われることでしょう。
先月も書きましたが、山陽新幹線 広島駅11番線にホームドアが付きましたが、14番のりばのホーム柵設置工事が始まりました。
詳しくはお知らせ欄に掲載しています。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事または事務局までお願いします
【お知らせ】
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事業の中止・縮小の一部解除について
事務局から
視障協では、広島県・広島市の新型コロナウイルスの感染拡大や広島県・広島市の外出の自粛要請等の状況を踏まえ、昨年12月14日から、視障協が行う事業等の中止・縮小を行ってきました。
こうした中、広島県の第三次新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策は2月21日まで継続されますが、感染状況に一定の改善がみられることから、休館していた心身障害者福祉センター、総合福祉センター等広島市が所管する施設が、2月8日から開館されることとなりました。
こうした状況を受け、感染状況はまだまだ予断を許さない状況ではありますが、以下のとおり、中止・縮小していた視障協事業を一部解除することとしましたので、お知らせします。
1.事業の中止・縮小の一部解除について
(1) 一部解除の開始時期
令和3年2月8日(月)
(2) 一部解除の内容
① 中止等を解除する事業等
ア 視障協内部の会議等
イ 社会参加促進事業
ウ 歩行訓練事業
・訓練の原則中止を解除しますが、緊急性の有無を判断したうえでの実施とします。
エ 情報センター運営
・来所者への対応も可としますが、複数来所による密集を避けるため電話等での予約を条件とします。
② 引き続き中止とする事業
長時間、室内で密接した状態での支援が想定されるため、以下の事業は中止を継続します。
ア ICT利活用支援
・ボランティア派遣の中止。
・引き続き、電話、メールにより問い合わせ、相談等に応じることとします。
イ 補装具・日常生活用具等の配達
・配達は原則中止。
・購入申込者宅へ用具等を郵送し、電話でその取扱いが説明できる用具等のみ取り扱う。
2.事業等の実施に当たっての感染予防対策の徹底について
今のところ、感染状況が改善、安定しているとは言え、決して安心できる状況ではありません。事業等の実施にあたっては、引き続き、「マスクの着用」、「距離の保持」、「換気」、「手指の消毒」、「体 調のチェック」等、十分な感染防止対策を講じたうえで実施してください。
今年度の体育部の残り行事について
(体育部長 土居 京子)
会員の皆様、コロナ禍ではありますが、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、今年度の体育部の行事ですが、ブラインドテニスのみ実施しました。ふれあいグランドソフトボール大会も感覚訓練も中止となり、また例年3月に実施しておりましたふれあいボウリング大会も、残念ながら3波の影響で、中止とさせていただきます。
いつも各行事にご参加いただいていた皆様には、大変残念に思われておられると思いますが、次年度行事ができることを楽しみに、そして春を待ちましょう。
イチゴ狩りの中止について
事務局から
新型コロナの感染状況や国や県・市の対応状況を勘案し、本年度のイチゴ狩りを中止することとしました。楽しみにしておられた方がたくさんおられたことと思いますが、現在の状況をご理解いただきご容赦ください。
広島駅新幹線のりばへのホーム柵設置工事と南口バス乗り場の変更についてお知らせ
事務局から
広島駅(JR西日本)から、新幹線のりばへのホームからの転落や列車への接触を防止するためのホーム柵の設置工事の連絡がありました。
既に、11番のりば(下り博多方面行・最も駅南口側ののりば)にはホーム柵の設置が完了していますが、引き続き14番のりば(上り東京方面行・最も駅北口側ののりば)にもホーム柵が設置される予定です。
現在、工事中で、列車が到着する際に開閉する扉部分の設置がされていない、固定柵部分のみが先行して設置されています。2021年度(令和3年度)中には、工事を完了させる予定だそうですが、その時期がはっきりしません。そのため、しばらくの間は、固定柵部分のみが設置され、扉部分が常に開いている状態が続きます。新幹線を利用される際には、ご注意ください。工事の進捗については連絡があり次第、お知らせします。
また、広島駅南口再整備工事による広島駅南口バス乗り場の縮小により、2021年(令和3年)1月24日(日)から、バス乗り場が変更になっていますので、変更内容をお知らせします。
1.広島駅南口に近い方から、Aホーム、Bホーム、Cホームと並んでいますが、このうち、Aホームは5つあった乗り場のうち、3つの乗り場が使用不可となり、2つになっています。
このため、Aホームでは残った3番乗り場から「エキまちループ(広島電鉄・広島バス)」、4番乗り場から「3号線観音新町3丁目・マリーナホップ行(広島電鉄)」に変更されています。
2.また、Bホームでは、「21号線宇品線(広島バス)」が6番乗り場から、「24号線吉島線(広島バス)」、「50号線東西線・アルパーク行(広島バス)」が8番乗り場から、「30号線深川線(広島交通)」、「74号線広浜線・鈴張・大朝・星が丘行(中国JRバス)」が9番乗り場から、「22号線横川線・三滝観音行(広島バス)」が10番乗り場からの発車に変更されています。
3.Cホームでは、「30号線雲芸南線・高陽A団地行(中国JRバス)」が14番乗り場からの発車に変更されています。
4.さらに、「30号線高陽線(広島バス)」、「52号線山田団地線(広島電鉄)」、「70号線あさひが丘線(広島電鉄)」は、広島バスセンターからの発車に変更されています。
高陽線は他のバス会社の便が広島駅南口から発車していますが、山田団地やあさひが丘行は広島駅前からの便がなくなりましたので、利用する場合には広島バスセンターから乗車する必要があります。
5.お問い合わせは、広島県バス協会
電話082-261-3238
平日 9:00~17:00
【報告】
青年部(久保 亮)
☆パソコン講習会
皆さん、こんにちは。
開催日時:10月18日(日)、11月3日(火)、11月23日(月)
10:00~12:00 13:00~15:00
会場:広島市心身障害者福祉センター 2階 会議室1・2
1回2時間、一日4回で合計12回
講師:浜田隆志先生 山中美穂先生
今回の受講内容は、iPad、iPhoneの体験、アプリの使い方練習、
Safariを用いたウェブ閲覧の体験、Dropboxの使い方、Zoom体験等が有りました。
ご参加くださった皆さん、有難うございました。
事務局の休み(3月)
6日(土)、7日(日)、
13日(土)、14日(日)、
20日(土)、21日(日)、
27日(土)、28日(日)
【視障協だより】令和3年(2021年)1月20日第188号
【視障協だより】
令和3年(2021年)1月20日
第188号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
目次
巻頭言・・・・・・3ページ
お知らせ・・・・・・5ページ
文化部より、文化交流会出演者募集……5ページ
報告・・・・・・6ページ
女性部より、第3回研修会について……6ページ
2月事務局のお休み・・・・・・7ページ
巻頭言(会長 寺中久美子)
あけましておめでとうございます。
昨年、新型コロナウイルス感染拡大により社会参加促進事業、視障協行事を自粛しましたが、再び自粛することになり、1月に行われる予定であった福祉大会、平和大学、第4回情報センターまつり等が中止となりみなさまには大変ご迷惑をおかけしております。現在は、新型コロナウイルス感染拡大となり、広島県、市でも感染者が軒並み増加しています。いつどこで感染するか分からない状況ですので、感染予防には今まで以上に気をつけましょう。
こんな中、私たちにとってうれしいニュースがあります。信号の色をスマートフォンで伝えられるようにする通信機器を約2千か所、警察庁が全国的に整備する方針を決めました。警察庁によると、3月現在、「ピヨピヨ」「カッコー」と音が鳴るなどして視覚障害者を誘導する「音響式信号機」は約2万4千カ所にあるそうです。ただ近隣住民の「騒音」になるとして、大半の信号機は夜間から早朝は音が鳴りません。その時間帯に起きた死亡事故もあり、課題になっていました。スマホにアプリ「信GO!」をダウンロードして、通信機器がある信号機に近づくと利用者のスマホに情報が送られ、交差点名や「青」か「赤」か音声で知らせます。信号が切り替わりそうになったら伝える機能もあり、一部の信号では青時間の延長もできます。広島にもこうした信号機が1日も早く設置されるよう、要望していきます。
さらにもう一つ。JR広島駅(広島市南区)の新幹線ホームに、開閉する可動式のホーム柵が完成しました。柵の高さは約1.35メートル。新幹線ホームのうち、列車の乗り入れ本数が最も多い下り線の11番乗り場に400メートルにわたって設置されました。来年、秋には上り線の14番乗り場にも設置される見通しです。
次に、平成医療学園グループの横浜医療専門学校が、あん摩師等法19条を違憲とする訴訟を国に対して起こした裁判について、令和2年12月8日、東京高裁で判決が言い渡されました。判決内容は、19条は合憲であることから(1)本件の控訴を棄却することと、(2)裁判費用は控訴人が負担することの2点です。
また、仙台高裁でも判決がでました。平成医療学園グループの学校法人福寿会・福島医療専門学校が、国に対し、あはき法19条によるあん摩マッサージ指圧師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求めた訴訟の判決は、本件控訴を棄却する旨の判決が言い渡されました。
この裁判に関心をお持ちの方もおられると思います。引き続き注目していきたいと思います。
※視障協のことについてお気づきのことがありましたら理事または事務局までお願いします。
【お知らせ】
文化部(森川能光・藤谷順子)
☆文化交流会出演者募集
文化部では、会員の皆様が普段取り組まれている活動の発表の場として、今年も文化交流会を下記のとおり企画しております。
日時:3月14日(日) 14:00~16:00
場所:広島市心身障害者福祉センター2階 会議室1・2・3
出演者として皆様の前で発表される方は、 2月9日(火)までに視障協事務局か、森川までご応募ください。なおご観覧のみの方は、申込不要です。
※当日は、新型コロナウィルス感染予防対策にご協力ください。
・入室時には、マスクの着用をお願いします。
・ご観覧の際は、大きな声でしゃべらないよう、また席と席の間を開けて座ってください。
・会場の入口で、手指の消毒、検温を行います。体温が37.5度以上ある方、体調の悪い方は、入室をご遠慮いただきますので、ご了承ください。
*新型コロナウィルスの感染状況によっては、やむを得ず開催を中止する場合がございますので、何卒、ご容赦ください。
【報告】
女性部(部長 浦上由美子)
☆第3回研修会
皆さん、こんにちは。
11月29日(日)9時30分~11時30分、広島市心身障害者福祉センター(東区光町)2階会議室1、2において、講師に視障協編物教室講師の中川明子氏をお迎えし、「手作りマスク」をテーマに、男性を含む14名の参加者と、付き添い5名で開催しました。
「針を持つのは小学校以来だ」「見えにくくなって久しぶりに縫い物をした」「真っ直ぐ縫うのは難しい」など思われていたようですが、楽しみながら完成させていました。早速、参加された方から「作ったマスクをして出かけた」「耳ゴムの長さが変えられるので、疲れにくい」「家族のも作ってみる」など、コロナ禍でも明るい話題の1つになりました。
今年度の女性部主催の研修会はすべて終了しました。ご参加してくださった皆様ありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。
【事務局の休み(2月)】
6日(土)、7日(日)、11日(木)、
13日(土)、14日(日)、
20日(土)、21日(日)、23日(火)、
27日(土)、28日(日)
視障協だより 令和2年(2020年)12月20日第187号
【視障協だより】
令和2年(2020年)12月20日
第187号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
目次
新型コロナウイルス感染拡大に伴う視障協事業等の中止・縮小について・・・・・・3ページ
お知らせ・・・・・・6ページ
駅周辺工事について……6ページ
文化部より、会員のひろば「希望」発行について……7ページ
報告・・・・・・8ページ
青年部より、第1回講演会について……8ページ
福祉環境部より、アストラム沿線の街点検報告……9ページ
1月事務局のお休み・・・・・・13ページ
新型コロナウイルス感染拡大に伴う視障協事業等の中止・縮小について
会長 寺中久美子
皆さんご承知のように、12月に入り、広島県、なかでも広島市の新型コロナウイルス感染者数が急増しています。広島県では、12月12日(土)から1月3日(日)の間を、「新型コロナ感染拡大防止集中対策」期間とし、特に広島市については、家族以外との会食や不要な外出を控える、年末年始の広島市と広島市以外の地域との帰省を自粛するなどに取り組むこととなりました。
こうした状況を踏まえ、視障協としても以下のとおり、大会行事や事業等の中止、縮小を行うこととしました。視障協では、新型コロナウイルス感染症により4月に中止した事業を7月から再開したところですが、また中止しなければならない事態となったことは本当に残念です。皆さんにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
皆さまにおかれましては、できるだけ早く事業が再開できるよう、感染拡大防止に積極的に取り組んでいただきますとともに、くれぐれも健康に留意されて過ごされますよう、お願いいたします。
1.令和2年度広島市視覚障害者福祉大会・平和大学及び第4回広島市視覚障害者情報センターまつりの開催中止について
1月10日(日)に予定していました「令和2年度広島市視覚障害者福祉大会・平和大学」、1月31日(日)に予定していました「第4回広島市視覚障害者情報センターまつり」を中止します。
2.視障協事業等の中止・縮小について
(1) 中止・縮小の開始時期
令和2年12月14日(月)から
中止、縮小の期間は当分の間とし、再開の時期については、今後の新型コロナウイルスの感染状況や広島県・広島市の感染防止対策の状況をみながら判断します。
(2) 中止・縮小の内容
① 視障協内部の会議(各部の役員会などの開催)
中止
② 社会参加促進事業
中止
③ ICT利活用支援
ア.ボランティア派遣の中止
イ.電話、メールによる問い合わせ、相談等には対応。
④ 歩行訓練事業
ア.訓練は原則中止
イ.緊急性のある場合のみ、感染予防への十分な配慮のもと実施。
⑤ 情報センター運営
ア.来所者への対応は行わない。
イ.電話、メールによる問い合わせ、相談等には対応。
⑥ 補装具・日常生活用具等の配達
ア.配達は原則中止
イ.購入申込者宅に用具等を郵送し、電話でその取扱いが説明できる用具等のみを取り扱う。
【お知らせ】
広島駅周辺工事について
広島駅周辺の工事状況について、施工業者等から説明がありましたので、お知らせします。
1.広島駅南口広場の中央階段エスカレータの移設について
12月1日から3月末までの予定で、広島駅南口地下広場と広島駅南口正面をつなぐ中央階段のエスカレータの移設・更新工事が行われています。
この工事により、西側の上りエスカレータと階段の西側半分が使用できなくなっています。東側のエスカレータと階段の東側半分は使用できますが、従来は下り専用であったエスカレータが上り専用となっていますので注意してください。
また、中央階段の西側にあるエレベータはこれまでどおり利用できますが、エレベータ前に工事用の仮囲いが設置されているため、これを迂回して利用していただくことになります。さらに、これとは別に、観光案内所の前付近の通路の中央部分にも工事用の仮囲いが設置されています。
いずれも工事箇所を迂回するよう、点字ブロックが敷設されています。
2.広島駅南口タクシーのりばの閉鎖について
1月9日(土)から広島駅南口タクシーのりばが閉鎖され利用できなくなります。以降のタクシーの利用は広島駅北口のタクシーのりばになります。
また、タクシーのりばが工事エリアになるため、1月23日(土)からは、広島駅南口を出て左手、東側に行く通路も、現在のタクシーのりばの北側から、路面電車のりばの北側に変わります。
3.広島駅南口出入口から2階の南北自由通路につながる階段・エスカレータまでの点字ブロック敷設位置の変更について
現在、広島駅南口出入口から2階の南北自由通路につながる階段・エスカレータまでの間は混雑を避けるため進行方向が指定されています。現在の点字ブロックは駅から外に出るための通路に敷設されているため、点字ブロックを使って駅に入ろうとすると人の流れに逆行することになります。
このため、点字ブロックの敷設位置を、進行方向が指定されている通路の外、駅に向かって左手、西側の仮囲いに沿った位置に変更します。切り替えは、12月中旬の予定です。
なお、今後、駅ビル工事の進捗に合わせ、広島駅南口の出入口そのものの位置の変更も予定されています。詳しい状況が分かり次第、お知らせします。
文化部(部長 森川能光)
会員の広場「希望」第108号を発行いたしました。
同封いたしますのでどうぞお読みください。
【報告】
青年部 (山中真澄)
☆第1回講演会について
みなさんこんにちは。
日時:7月19日(日)13時~15時
場所:広島市心身障害者福祉センター 2階 会議室2
講師:株式会社エス・イー・ティ 顧問 清水康弘氏
テーマ:もっと知ろう「消費税増税に伴う消費活性化策」マイナポイント制度について
参加者:16名
政府の取り組みをもとに事業の概要、ポイントの取得方法、利用方法や留意点など詳しく説明していただきました。
ご参加いただきました皆さんありがとうございました。
福祉環境部(部長 田尾秀春)
☆アストラム沿線の街点検報告
今回は歩行の安全確保の点で問題があり、これまで実施していないアストラム沿線の中筋駅、大町駅、大塚駅周辺の歩行環境を調査しました。
調査日時 令和2年11月1日(日)
12時30分~17時
参加者 14名(ガイドヘルパー4名)
調査内容
① 点字ブロック(以下点ブロと略す)、エスコートゾーンの敷設状況
② 音響式信号機、音声誘導装置の設置状況
③ 歩行の際の危険性や案内表示の見えやすさ
調査場所 アストラム中筋駅、大町駅、大塚駅の周辺
1. 調査状況と改善策
① 中筋駅周辺
ア.中筋駅南交差点
中筋駅から南へ100m、アストラムライン、祇園新道54号線沿いの4差路交差点で、近くに安佐南区民文化センター、図書館、福祉会館がある。
<問題点>
祇園新道は道幅が広く交通量の多い交差点で、これまで視覚障害者がバスターミナル方面へ横断する際、手前に停車している車の音を聞き青と思って渡ると、車信号は赤で右矢印信号に変わり、中筋ターミナル等に右折する車が発進してきて衝突するような危険な状況に遭遇している。同じ反対方向の横断ではバスロータリー等から左折車が出てきて危険な状況が生じている。
<改善策>
・中筋南交差点は車の右折信号があり、横断の判断が出来にくい。公共施設等があり利用者の多い所で早急に音響式信号機の設置が必要である。
・道路幅が広くエスコートゾーンの敷設が望ましい。
イ.中筋ロータリー
空港、福山、岡山等9つの郊外路線のバス乗り場がある。
バス停へは点ブロはあるが音声案内装置はない
② 大町駅周辺
アストラムと可部線の連絡駅となっていて、点ブロで誘導されエレベーターが設置されている。
<問題点>
可部線大町駅のホーム幅は狭く、ホーム外側にある警告ブロック上に、屋根を支える柱が11本立っていて、歩行の際に衝突したり、転落などの危険も生じる。他の緑井駅、古市橋駅でも同様な状況が見られる。
<改善策>
・安全確保のため柱の位置を移動する必要がある。
・当面の対策として、柱に衝突した際の衝撃を和らげる防護ラバ―を巻く。
③ 大塚駅周辺
終点「広域公園前駅」の一つ前で、近くには広島市立大学、広島市総合リハビリテーションセンター、松江、広島方面行きのバス停がある、
ア. 大塚駅北交差点
<問題点>
大塚駅から側道を北に200m位進んだ所の4差路の交差点で、ここへの区間は点ブロがなく側道が白線で歩道と区別され端は側溝となっていて単独での歩行は難しい。
大塚駅北交差点は、広島方面から松江、西風新都(総合リハセンター)方面への車道が6車線。アストラム県道71号線の車道が5車線の長い横断歩道である。音響信号機は設置されているがエスコートゾーンはない。
<改善策>
・交差点までの側道の白線内の歩道部分に点ブロの敷設が可能なら敷設する。
・大塚駅北交差点について、総合リハセンター等への視覚障害者の利用状況により、今後エスコートゾーンの敷設を行う。
今回の調査で、アストラム駅構内の点ブロ等が整備され、移動に支障は見られなかった。重点的に改善していく取組みとして、
1.中筋駅南交差点への音響式信号機の設置。
2.可部線大町駅、緑井駅、古市橋駅ホームの点字ブロ上に立つ柱の移動、危険回避の対策。
今回の調査結果をもとに改善に向けて取組みを進めていきます。皆さまの周りの歩行環境などについて、危険な状況や場所がありましたら視障協事務局、または担当の高松、田尾にご連絡ください。
事務局の休み
年末年始12月29日(火)~1月3日(日)、9日(土)、10日(日)、11日(月)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)