視障協だより 令和2年(2020年)1月20日 第176号
2020.01.22
【視障協だより】
令和2年(2020年)1月20日
第176号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より ……3ページ
事務局のお休み 令和2年2月……3ページ
お知らせ …… 4ページ
女性部より、第3回研修会……4ページ
青年部より、講演会のお知らせ……4ページ
文化部より、文化交流会出演者募集……5ページ
報告事項 ……6ページ
あはき部より、研修会報告……8ページ
女性部より、第2回研修会……8ページ
体育部より、感覚訓練……9ページ
*会員異動はありません
【巻頭言(会長 寺中久美子)】
明けましておめでとうございます。
今年の干支は庚子(かのえ・ね)です。庚(かのえ)は「かわる」「つぐ」、「結実の後に転身する」、子(ね)は「種子が土中で発芽した瞬間」「生命のスタート」「繁殖や発展」を意味しているといわれています。新しく始めることがうまくいく一年になりそうです。
さて、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。4年に一度のパラリンピックに向けて、記録を出してエントリーしている情報が毎日のように入ってきます。金メダルを一つでも多く取ってほしいですね。
今年の視障協の大きな行事として、第66回全国視覚障害青年研修大会(広島市)大会が9月26日・27日に開催されます。みなさまご協力よろしくお願いします。
また市身連と県身連の共催で、第65回日本身体障害者福祉大会ひろしま大会が6月3日・4日に開催されます。詳しくは後日お知らせしますので、併せてご協力よろしくお願いします。
12月16日東京地裁であはき法19条の判決があり、国の完全勝訴となりました。判決内容は、19条は合憲であることから原告の訴えを棄却することと、裁判費用は原告が負担することの2点となりました。おそらく原告は上告すると思われます。東京裁判に続き、大阪地裁は令和2年2月25日、仙台地裁は4月27日に判決の予定です。東京地裁に続いて国の完全勝訴になることを願います。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
☆事務局のお休み 令和2年2月
令和2年2月の事務局のお休みは以下のとおりです。
2月 1日(土)、 5日(水)、 8日(土)、12日(水)、13日(木)、15日(土)、19日(水)、22日(土)、25日(火)、26日(水)、29日(土)
【お知らせ】
女性部 (部長 浦上由美子)
☆第3回研修会
「iPhoneでなにができるの?」~スマホデビューを考えている方へ
対象:本会員並び市内在住の視覚障害者と介助者1名まで、先着10名
日時:2月9日(日)10時~12時(終了予定)
場所:市心身障害者福祉センター2階 会議室3(東区光町二丁目1-5)
講師:山中美穂(やまなかみほ)氏
参加費:無料
申込:2月4日(火)正午までに、視障協事務局へ。
青年部より(部長 臼井 利明)
☆講演会のお知らせ
皆さん、こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。
今年度青年部主催の最後の行事は講演会です。
テーマ:声を届けて20年
対象:市内在住の視覚障害者(付添者1名可)
日時:2月11日(火)10時~12時
場所:市総合福祉センター(南区松原町5-1)5階会議室2
講師:朗読ボランティアカリオン代表 山本なおみ氏
先生は、呉市内を中心にご活躍されていらっしゃいます。
膝のふれ合いそうな距離でお話を聞いてみませんか?
参加費:無料
申込:2月6日(木)正午までに視障協事務局へ、先着20人。
文化部(森川能光・藤谷順子)
☆文化交流会出演者募集
文化部では、会員の皆様が普段取り組まれているものを持ち寄り、発表できる場として、今年も文化交流会を下記のとおり企画しております。
日時:3月15日(日)14:00~17:30
場所:広島市心身障害者福祉センター2階会議室1・2・3
出演者として皆様の前で発表される方は、2月14日(金)までに視障協事務局か、森川までご応募ください。
ご観覧のみの方は、申込不要です。お知り合いの方を含め、たくさんのご来場をお待ちしております。
【報告事項】
あはき部 (新谷 幸司)
☆研修会報告
あはき部より謹んで新春のお喜びを申し上げます。本年も昨年同様よろしくお願いします。
中国ブロック三療研修会が、昨年の11月23日と24日の両日に鳥取県米子市の皆生温泉で開催されました。あはき師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので、中国ブロックの各県にて毎年持ち回りで開催されており、鳥取では5年ぶりの開催となります。出席者は約十数名の各県からの参加者と、日視連あはき会長、日マ会会長、理教連会長という方々でした。
初日の23日の中央状勢報告ではあん摩師等法19条裁判が多くの時間を割いて報告されましたが、視障協だよりにて寺中会長が詳しく報告されていますので、ここでは内容は割愛します。
無資格問題も懸案になってますが、関係団体がこの裁判にエネルギーを集中させているので、無免許対策の活動が先送りになっているのが現状ということでした。今後は無免許対策に力を入れるそうです。無資格施術による被害者への国家賠償を請求することと、無資格業者の公共施設の使用の中止を求める裁判を考えているということでしたが、まず被害者を見つけて原告になってもらい、その後、どうしていくかというのが難しいようです。しかし、最終的には裁判に持ち込んで行かないと無資格問題の結論は出てこないということでした。
その他、あはき療養費に関しては施術管理者の要件が厳しくなるので保険取り扱いの有無にかかわらず施術管理者登録をしておいたほうが よいということです。
施術所の広告については2点変わることがあります。施術所名についてはやっている施術内容を施術所名に含まなければならないということでした。例えば、「○○治療院」はだめで、「○○鍼灸院」、「○○鍼灸治療院」、「○○マッサージ治療院」はよいそうです。また、料金の表示が可能になるということで、議論されており、近々はっきりするようです。
翌24日には、栗原講師による「高齢者の健康とあはき施術~高齢化社会に貢献できる手技療法」と題した研修がありました。高齢化社会においてあマ指師が留意すべき点やその評価について、午前は講義を中心に、午後は日ごろの臨床に役立つ手技について指導していただきました。
墨字ですが、この時の評価法に関しての資料がありますので、ご入用の方は、事務局にお問い合わせください。
なお、次回は岡山で令和2年10月31日(土)から11月1日(日)に行われる予定です。
女性部 (部長 浦上由美子)
第2回研修会
皆さん、こんにちは。
11月26日(日)10時から広島市心身障害者福祉センター2階会議室2において、講師に小西知世(こにしともよ)先生をお迎えし「後ろ姿マイナス5歳」~イスに座ってできるヨガ~をテーマに介助者を会わせて14名の参加で第2回研修会を開催しました。
ヨガにはたくさんの型(ポーズ)がありますが、今回は基本の呼吸法や簡単な型を教えていただきました。家の中で簡単にできますので皆様も試してみてはいかがでしょうか?イスに座ってラジオ体操の深呼吸をイメージしながら、
①足が床につくように椅子に腰掛ける。
②足は握りこぶしぐらい開く。
③おへそを腰椎にくっつけるようにイメージしながら腰を伸ばす。
④手の平を内側に向け、両手を体の横におろして、口から息を吐く。
⑤鼻で息をからだいっぱいに吸いながらゆっくりと両手を上に上げていく(手の平は向かい合わせで、指先に意識を置いて遠くへ)。耳につかなくてもよいので、無理はしないこと。
⑥上げた両手を口から息を吐きながら、手の平の向きを変えながらゆっくり半円を描きながら下ろしていき、最後ま
令和2年(2020年)1月20日
第176号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より ……3ページ
事務局のお休み 令和2年2月……3ページ
お知らせ …… 4ページ
女性部より、第3回研修会……4ページ
青年部より、講演会のお知らせ……4ページ
文化部より、文化交流会出演者募集……5ページ
報告事項 ……6ページ
あはき部より、研修会報告……8ページ
女性部より、第2回研修会……8ページ
体育部より、感覚訓練……9ページ
*会員異動はありません
【巻頭言(会長 寺中久美子)】
明けましておめでとうございます。
今年の干支は庚子(かのえ・ね)です。庚(かのえ)は「かわる」「つぐ」、「結実の後に転身する」、子(ね)は「種子が土中で発芽した瞬間」「生命のスタート」「繁殖や発展」を意味しているといわれています。新しく始めることがうまくいく一年になりそうです。
さて、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。4年に一度のパラリンピックに向けて、記録を出してエントリーしている情報が毎日のように入ってきます。金メダルを一つでも多く取ってほしいですね。
今年の視障協の大きな行事として、第66回全国視覚障害青年研修大会(広島市)大会が9月26日・27日に開催されます。みなさまご協力よろしくお願いします。
また市身連と県身連の共催で、第65回日本身体障害者福祉大会ひろしま大会が6月3日・4日に開催されます。詳しくは後日お知らせしますので、併せてご協力よろしくお願いします。
12月16日東京地裁であはき法19条の判決があり、国の完全勝訴となりました。判決内容は、19条は合憲であることから原告の訴えを棄却することと、裁判費用は原告が負担することの2点となりました。おそらく原告は上告すると思われます。東京裁判に続き、大阪地裁は令和2年2月25日、仙台地裁は4月27日に判決の予定です。東京地裁に続いて国の完全勝訴になることを願います。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
☆事務局のお休み 令和2年2月
令和2年2月の事務局のお休みは以下のとおりです。
2月 1日(土)、 5日(水)、 8日(土)、12日(水)、13日(木)、15日(土)、19日(水)、22日(土)、25日(火)、26日(水)、29日(土)
【お知らせ】
女性部 (部長 浦上由美子)
☆第3回研修会
「iPhoneでなにができるの?」~スマホデビューを考えている方へ
対象:本会員並び市内在住の視覚障害者と介助者1名まで、先着10名
日時:2月9日(日)10時~12時(終了予定)
場所:市心身障害者福祉センター2階 会議室3(東区光町二丁目1-5)
講師:山中美穂(やまなかみほ)氏
参加費:無料
申込:2月4日(火)正午までに、視障協事務局へ。
青年部より(部長 臼井 利明)
☆講演会のお知らせ
皆さん、こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。
今年度青年部主催の最後の行事は講演会です。
テーマ:声を届けて20年
対象:市内在住の視覚障害者(付添者1名可)
日時:2月11日(火)10時~12時
場所:市総合福祉センター(南区松原町5-1)5階会議室2
講師:朗読ボランティアカリオン代表 山本なおみ氏
先生は、呉市内を中心にご活躍されていらっしゃいます。
膝のふれ合いそうな距離でお話を聞いてみませんか?
参加費:無料
申込:2月6日(木)正午までに視障協事務局へ、先着20人。
文化部(森川能光・藤谷順子)
☆文化交流会出演者募集
文化部では、会員の皆様が普段取り組まれているものを持ち寄り、発表できる場として、今年も文化交流会を下記のとおり企画しております。
日時:3月15日(日)14:00~17:30
場所:広島市心身障害者福祉センター2階会議室1・2・3
出演者として皆様の前で発表される方は、2月14日(金)までに視障協事務局か、森川までご応募ください。
ご観覧のみの方は、申込不要です。お知り合いの方を含め、たくさんのご来場をお待ちしております。
【報告事項】
あはき部 (新谷 幸司)
☆研修会報告
あはき部より謹んで新春のお喜びを申し上げます。本年も昨年同様よろしくお願いします。
中国ブロック三療研修会が、昨年の11月23日と24日の両日に鳥取県米子市の皆生温泉で開催されました。あはき師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので、中国ブロックの各県にて毎年持ち回りで開催されており、鳥取では5年ぶりの開催となります。出席者は約十数名の各県からの参加者と、日視連あはき会長、日マ会会長、理教連会長という方々でした。
初日の23日の中央状勢報告ではあん摩師等法19条裁判が多くの時間を割いて報告されましたが、視障協だよりにて寺中会長が詳しく報告されていますので、ここでは内容は割愛します。
無資格問題も懸案になってますが、関係団体がこの裁判にエネルギーを集中させているので、無免許対策の活動が先送りになっているのが現状ということでした。今後は無免許対策に力を入れるそうです。無資格施術による被害者への国家賠償を請求することと、無資格業者の公共施設の使用の中止を求める裁判を考えているということでしたが、まず被害者を見つけて原告になってもらい、その後、どうしていくかというのが難しいようです。しかし、最終的には裁判に持ち込んで行かないと無資格問題の結論は出てこないということでした。
その他、あはき療養費に関しては施術管理者の要件が厳しくなるので保険取り扱いの有無にかかわらず施術管理者登録をしておいたほうが よいということです。
施術所の広告については2点変わることがあります。施術所名についてはやっている施術内容を施術所名に含まなければならないということでした。例えば、「○○治療院」はだめで、「○○鍼灸院」、「○○鍼灸治療院」、「○○マッサージ治療院」はよいそうです。また、料金の表示が可能になるということで、議論されており、近々はっきりするようです。
翌24日には、栗原講師による「高齢者の健康とあはき施術~高齢化社会に貢献できる手技療法」と題した研修がありました。高齢化社会においてあマ指師が留意すべき点やその評価について、午前は講義を中心に、午後は日ごろの臨床に役立つ手技について指導していただきました。
墨字ですが、この時の評価法に関しての資料がありますので、ご入用の方は、事務局にお問い合わせください。
なお、次回は岡山で令和2年10月31日(土)から11月1日(日)に行われる予定です。
女性部 (部長 浦上由美子)
第2回研修会
皆さん、こんにちは。
11月26日(日)10時から広島市心身障害者福祉センター2階会議室2において、講師に小西知世(こにしともよ)先生をお迎えし「後ろ姿マイナス5歳」~イスに座ってできるヨガ~をテーマに介助者を会わせて14名の参加で第2回研修会を開催しました。
ヨガにはたくさんの型(ポーズ)がありますが、今回は基本の呼吸法や簡単な型を教えていただきました。家の中で簡単にできますので皆様も試してみてはいかがでしょうか?イスに座ってラジオ体操の深呼吸をイメージしながら、
①足が床につくように椅子に腰掛ける。
②足は握りこぶしぐらい開く。
③おへそを腰椎にくっつけるようにイメージしながら腰を伸ばす。
④手の平を内側に向け、両手を体の横におろして、口から息を吐く。
⑤鼻で息をからだいっぱいに吸いながらゆっくりと両手を上に上げていく(手の平は向かい合わせで、指先に意識を置いて遠くへ)。耳につかなくてもよいので、無理はしないこと。
⑥上げた両手を口から息を吐きながら、手の平の向きを変えながらゆっくり半円を描きながら下ろしていき、最後ま
【視障協だより】令和元年(2019年)12月20日第175号
2019.12.23
【視障協だより】
令和元年(2019年)12月20日
第175号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 …… 2ページ
事務局より …… 3ページ
事務局 年末年始と2020年1月のお休み……4ページ
視障協用具部より、用具の特別セールについてご案内……4ページ
お知らせ …… 5ページ
日帰り貸切バス社会見学「大三島イチゴ狩り&しまなみ海道観光」…5ページ
女性部より、第3回研修会(予告)……6ページ
青年部より、第2回講演会について……6ページ
会員の広場「希望」第107号送付について……6ページ
報告事項 …… 7ページ
青年部より、社会見学実施報告……7ページ
*今月の会員異動のお知らせはありません。
【巻頭言(会長 寺中久美子)】
年の瀬になり、お正月の準備にお忙しいことと思いますが、皆様いかがお過ごしですか。
今年5月、平成から令和に元号が変わり、平穏な時代になることを誰もが望んでいたと思います。しかし、大きな事件や事故・自然災害が日本列島を襲いました。来年こそは、よい年になるよう願います。
11月14日から16日八丁堀福屋本店7階で行われた【草月生花展】に視障協生花教室の有志が日ごろの成果を発表しました。みてくださった方からお褒めの言葉をいただきました。
生花教室は、毎月第1・3火曜日11:00から広島市総合福祉センター5階で吉田淳子先生のご指導の下に行っております。みなさま私たちとともに生花をしてみませんか。
※視障協のことについてお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
☆事務局 年末年始と2020年1月のお休み
12月28日(土)~1月4日(土)、1月 8日(水)、11日(土)、14日(火)、15日(水)、18日(土)、22日(水)、25日(土)、29日(水)
☆視障協用具部より、用具の特別セールについてご案内
白杖、小型点字器やルーズリーフ用紙、便利グッズなどを、期間・数量限定で特別価格にて販売いたします。
販売商品とセール価格については、同封の別冊子にてご確認ください。
注文は令和2年1月31日まで、広島市視覚障害者情報センターでの受付のみとさせていただきます。(連絡先:082-240-1220)
無くなり次第終了しますので、どうぞお早めに。
【お知らせ】
☆日帰り貸切バス社会見学「大三島イチゴ狩り&しまなみ海道観光
日時:2月9日(日)9時~17時(予定)
集合:午前8時50分までに、広島駅新幹線口2階ペデストリアンデッキ中央広場へ
費用:4,500円(食事代、入園料、保険料含む)
行程:
9時 広島駅新幹線口出発
9時20分 広島東IC ~山陽道 小谷SAにて休憩~
10時30分 福山西IC ~しまなみ海道経由~
11時10分 大三島IC
11時20分~12時20分 井上農園にてイチゴ狩り
イチゴ狩りの後はしまなみ海道の観光を計画中です。希望の場所がありましたらどうぞお寄せください。
17時30分 広島駅新幹線口到着、解散(予定)
申込:12月20日(金)午前9時から、
視障協事務局の電話で申込みを受け付けます。先着45名。
定員になり次第締め切ります。
受付開始時間前の電話による申込、留守番電話への伝言による申込、メールなど電話以外の方法での申込は無効とします。
申込時には介助者も含めて、氏名・生年月日・連絡先(携帯)をお知らせ下さい。
女性部 (部長 浦上由美子)
☆第3回研修会(予告)
日時:2月9日(日)10時~12時
場所:広島市心身障害者福祉センター 2階会議室3
(東区光町二丁目1-5)
今回の研修会は、昨年の「iPhoneってどんなもの?」に続き第2弾「iPhoneでなにができるの?」をテーマに企画しております。詳しくは次号でお知らせします。
青年部 (部長 臼井利明)
☆第2回講演会について
みなさんこんにちは。
第2回目講演会を2月11日(火・祝)に総合福祉センターで行います。
詳細は次号にてお知らせいたします。
今年一年青年部の活動にご協力、ご参加頂きありがとうございました。
文化部(部長 森川能光)
☆会員の広場「希望」第107号送付について
会員の広場「希望」第107号を発行いたしました。
同封いたしますので、どうぞお読みください。
【報告事項】
青年部 (立石敬一)
☆社会見学実施報告
11月10日(日)に青年部主催の神楽門前湯治村訪問ツアーが行われました。
参加者14人を乗せたバスは、9時前に基町のバス停を出発。今回は広島県北部に位置する、美土里町にある神楽ドームという所です。バスに乗っている時間は1時間半と少し短めでしたが、自己紹介から始まり、話に花が咲くなど、皆思い思いの時間を過ごされていました。
10時半過ぎに神楽門前湯治村に到着。流石は県北とあり、紅葉もかなり色づいており、青空に映え美しかったです。
ここから昼食時間以外は自由行動。お風呂に入る人や買い物をする人、今回の行事の一番の目的である神楽を鑑賞する人など、各自で行動しました。
僕はレトロな街並みを見て回ったり、駄菓子屋に入って色々な商品を見たりしていました。中でも気になっていたのが夜叉うどん。これはピリッと辛いうどんのようで、初めは食べてみようかと思っていましたが、写真で見る限り真っ赤になる程トウガラシが塗られたうどんのようで、見るからに辛そうだった為、体調が悪くなった時の事を考えてやめました。
メインである神楽ですが、神楽ドームというテント張りの広場の中に、鑑賞する為の椅子や机。前方には畳も敷いてあり、そこで昼食を食べながらの鑑賞となりました。又、神楽の詳しい説明を聞きたい方の為に、200円でイヤホンの貸し出しもあったようで、何人かの方が借りておられました。僕は神楽を直接見ませんでしたが、音はしっかりと聞こえていました。
名物と言われるものは夜叉うどんの他にも、縄文アイス(もち米を使用して作られているアイスクリーム)もあったようで、これのチョコレート味を帰り際に買いました。ちょっとモッチリとした食感が印象的で、美味しかったです。入れ物は新幹線の車内で売られているようなカップで、ガチガチに凍らせてあり、買ってバスに乗る頃には食べ頃ではないかという参加者の声もあり、何人かの方が買われていたようです。
今回の行事は、聞いて、味わって、見て、触れて、そして深まる秋の匂いを感じて、しっかりと五感を活用出来た行事ではなかったのではないかと思います。個人的には神楽には詳しくはありませんが、そんな僕でもしっかりと楽しむ事が出来ました。
今回参加して下さいました皆さん、ありがとうございました。
===
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
事務局 高橋
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
電話 082-264-4966
FAX 082-567-4977
jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
===
視障協だより 令和元年(2019年)11月20日 第174号
2019.11.19
視障協だより 令和元年(2019年)11月20日 第174号
【視障協だより】
令和元年(2019年)11月20日
第174号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より ……3ページ
(1)視障協だよりの音声コード印刷について …… 3ページ
(2)視障協だよりのデイジーCD版発行開始と、デイジー再生機器のご紹介 …… 3ページ
(3)事務局 2019年12月と年末年始のお休み …… 4ページ
お知らせ …… 5ページ
神園さやかコンサートのご案内……5ページ
視障協結成70周年記念式典・祝賀会のご案内……5ページ
あはき部より、第3回 視覚障害者あはき師交流会のご案内 …6ページ
広島市心身障害者福祉センターのイベントのお知らせ……7ページ
報告事項 …… 8ページ
あはき部より、治療奉仕 …… 8ページ
青年部より、第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)…… 8ページ
【巻頭言】(会長 寺中久美子)
早いもので、今年もカレンダーを1枚残すばかりとなりました。
昨年に続き、今年もいくつもの台風が日本列島を襲いました。亡くなられた方にお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた方には1日も早い復興を願います。
一方、昨年の西日本豪雨災害で不通になっていた芸備線が開通し、これで西日本の鉄道はすべて開通したそうです。列車を利用して、通勤、通学、外出されていた方々も安心されたことと思いますが、広島市でも太田川の堤防決壊等による氾濫・浸水の恐れもあるそうです。「自分の命は自分で守る」ということを忘れてはいけません。
さて、視障協はお陰様で今年結成70周年を迎えました。今後も引き続き活動していくことを誓い、結成70周年記念祝賀会を行います。みなさまお誘い合わせの上ご出席くださいますようお願い申し上げます。
10月11日、あはき法19条訴訟の大阪地裁第15回口頭弁論が東京地裁に続き、終結しました。口頭弁論では、原告より第9準備書面(字句の訂正書面)、被告より第7準備書面がそれぞれ提出されたことが報告されました。これまで提出された書面等を審査した結果、原告より出されていた証人申請については却下することが告げられました。そのうえで、裁判長より今回をもって口頭弁論を終結する旨が伝えられ、原告・被告ともに了承されました。判決は令和2年2月25日に出されます。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)視障協だよりの音声コード印刷について
お知らせが遅くなりましたが、視障協だより9月20日号より音声コード付きで発行しております。音声コード対応機器やスマートフォンの音声コード対応アプリをお持ちの方はご活用ください。
(2)視障協だよりのデイジー版発行開始と、デイジー再生機器のご紹介
視障協だよりのデイジーCD版の発行が始まりました。CDの送付を希望される方は、視障協事務局へお申し込みください。
デイジーCDは、プレクストークPTR3などのデイジー図書再生機器で聞いていただくことができます。機器をお持ちのかたはご活用ください。
日常生活用具給付対象で、視覚障害1・2級の方は原則1割負担です。おすすめの機種と特長は以下の通りです。
①プレクストークPTR3 価格 85,000円
・本体でCDが簡単に再生できます。家の中のいろいろな場所で使えます。
・録音したデータや借りたCDのデータなどを、本体の内蔵メモリやSDカード・USBフラッシュメモリへ保存できます。
・インターネット回線がある方は、無線・有線でサピエ図書館がご利用いただけます。
②プレクストークリンクポケットPTP1/LINK 価格 85,000円
・本体は小型の携帯電話サイズ、ポケットに入れて持ち運べます。移動中、外出先での利用に便利です。ICレコーダー代わりにも使えます。
・付属品の外付CDドライブでCDが再生できます。
・録音したデータや借りたCDのデータなどを、本体の内蔵メモリやSDカード・USBフラッシュメモリへ保存できます。
・インターネット回線がある方は、付属の無線ルーターをつないで、サピエ図書館がご利用いただけます。
上記商品や給付制度のご利用については、用具担当・高橋までお気軽にご相談ください。
(3)事務局 2019年12月と年末年始のお休み
12月 4日(水)、 7日(土)、11日(水)、14日(土)、18日(水)、21日(土)、25日(水)、28日(土)~1月4日(土)
【お知らせ】
☆神園さやかコンサートのご案内
広島出身の歌手神園さやかさんをお招きして、以下のとおり、コンサートを開催します。皆さんのご来場をお待ちしています。
・日時 令和2年1月26日(日) 14時30分から15時30分
・会場 広島ガーデンパレス 孔雀・朱鷺
東区光町1丁目15-21 電話 082-262-1122
・参加費 無料
・申込先 視障協事務局 電話 082-264-4966
・締め切り 令和元年12月16日(月)
☆視障協結成70周年記念式典・祝賀会のご案内
視障協結成70周年を記念して、以下のとおり、記念式典及び祝賀会を開催します。多くの皆さんともにお祝いしたいと思います。ご参加をお待ちしています。
なお、毎年開催している新年祝賀会は、今回の結成70周年祝賀会に替えさせていただきます。
・日時 令和2年1月26日(日)
記念式典・祝賀会 16時30分から19時(受付開始 16時)
・会場 広島ガーデンパレス 孔雀・朱鷺
東区光町1丁目15-21 電話 082-262-1122
・参加費 1人 8000円
※介助者が同行する場合には介助者も含めて申し込んでください。参加費は介助者も同額です。
※参加費は当日会場でお受けします。
・申込先 視障協事務局 電話 082-264-4966
・締め切り 令和元年12月16日(月)
あはき部(部長 山中幸夫)
☆第3回 視覚障害者あはき師交流会のご案内
皆さん、こんにちは。
6月のあはき師交流会には多くの方々にご参加いただきました。引き続き資質向上に向けて、前回に出された次の3つのテーマで研修し、交流会を開催します。
1. 施術者としてレベル向上のための方策について
2. 患者さんに来てもらうための方策、集客方法の工夫について
3. 症状をテーマにした病態把握と施術の仕方について
今回は佐々木健二、田尾秀春が担当し、参加される皆さんといっしょに意見交換をし、施術の実際について学ぶ計画をしています。
また、終了後に広島駅の近くで新年懇親会を企画します。沢山の参加をお待ちしています。
期日: 令和2(2020)年 1月5日(日)
13時30分~16時30分 (受付 13時)
会場: 広島市総合福祉センター5階 会議室2
(広島市南区松原町5-1 BIGFRONT)
懇親会費:3600円
参加申込:
12月24日(火)迄に田尾、佐々木の携帯にショートメールか電話で、お名前と交流会、懇親会の別を明記して申し込みください。
広島市心身障害者福祉センターのイベントのお知らせ
(1)音声ガイド付き映画上映会
日時:12月20日(金)10時から15時
会場:広島市心身障害者福祉センター 2階会議室
内容:10時から「散り椿」
2018年公開、112分
出演 岡田准一、西島秀俊、黒木華 他
13時から「こんな夜更けにバナナかよ」
2018年公開、120分
出演 大泉洋、高畑充希、三浦春馬 他
(2)ふれあいカンshou会「クリスマスコンサート」
日時:12月22日(日) 13時30分~14時30分
会場:広島市心身障害者福祉センター 2階会議室
出演:女学院大学 こどものうた研究会
※いずれも入場無料、申込不要。障害の有無を問いません。
どなたでもお気軽にご来場ください。
【報告事項】
あはき部(部長 山中幸夫)
☆治療奉仕
9月11日、11名(うち介助者4名)の方々に参加いただき、午前9時、広島駅南口音声時計の前に集合して、東区牛田の神田山長生園で治療奉仕を行いました。
今回は、施術者が移動に負担がかからないようにと治療するための場所を2部屋用意していただいていました。その部屋で入所者・職員45名の施術を行いました。
治療後、職員さんから「マッサージはどうだった?」と聞かれて、「とても気持ちよかった」と入所者さんが答えておられました。今年も神田山長生園の皆さまにとても喜んでいただきました。
治療奉仕終了後、心障センターに移動して昼食をとり、13時に解散しました。
参加頂きました会員の皆様、ご協力ありがとうございました。
青年部(臼井利明)
☆第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)
9月22日・23日、第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)が日本盲人会連合青年協議会並びに三重県視覚障害者協会 スポーツ・青年部主催で、三重県津市のアストプラザとホテルグリーンパーク津を会場に、全国の盲青年と関係者240名が集まり開催されました。本会からは、青年部員と介助者を合わせて9名で参加しました。
代表者会議では、平成30年度事業報告、決算報告と、令和元年度事業計画と予算が審議・承認され、協議会ウェブページのリニューアルや義援金の質疑などについても討議されました。また大会名称変更については、次回同大会から「全国視覚障害青年研修大会」となる事が決議されました。
青年協議会役員選挙では、会長に静岡県の片平考美さんと、会計監査委員に東京都の伊敷政英さんと神奈川県の齋藤健二さんが選ばれ、次期就任となりました。
分科会では、移動・交通生活、消費生活・職業・教育、組織改革について、3つの部会に分かれ討議が行われ、全国委員会での採択を経て、以下の3つの議題を次年度の全国視覚障害者福祉大会に議題提出する事となりました。
(1)道路横断中の視覚障害者の安全を確保するため、視覚障害者団体等の声を十分反映し、音響式信号機の設置箇所を増やすとともに、夜間・早朝にも押しボタンやシグナルエイドが使われた際には音響が鳴動するようにするなどの音響の設定変更を行うよう求める。
(2)視覚障害者が公務員や自営業者として働く際にも、ジョブコーチや職場介助者など、民間雇用類似の支援を受けられるよう、制度の整備と十分な予算の確保を求める。
(3)視覚障害者が単独で電子マネーや各種端末を用いた買い物や自営業における決済ができるよう、システム開発を進めると同時に、店舗の無人化によるさまざまな困難を生じないための制度改善を求める。
2日目は研修会と式典が行われ、研修会においては、眼科医師の一尾多佳子氏による「三重県版ロービジョンケア」の講演と、黒田智子・川本三奈両氏によるSSピンポンの体験会が行われました。
次年度の同大会は、本会が主催地団体となり、9月26日(土)・27日(日)に開催します。
なお、大会式典で発表された大会決議は以下のとおりです。
一 視覚障害者の安全な移動を実現するため、鉄道、駅でのホームドア設置を促進するとともに、駅構内等の案内表示を弱視者にもわかりやすいものにするなど、対策の徹底を求める。
一 視覚障害者の道路横断時の安全を確保するため、音響式信号機の設置個所を増やすとともに夜間・早朝にも押しボタンやシグナルエイドが扱われた際には音響を鳴動させるなどの対策を講じるよう要望する。
一 鍼灸マッサージ師の権益と国民の安全を守るため、鍼灸マッサージは有資格者のみが行えることを広く社会に啓発するとともに、あはき法第19条を堅持し、無資格医療類似行為の積極的な取り締まりとその一掃を強く要望する。
一 行政機関や民間企業に雇用されている視覚障害者への職場介助者制度のさらなる充実と、あはきをはじめとする自営業者への職場介助者制度の新設を要望する。
一 行政機関や教育機関、飲食店、不動産業者、宿泊施設、各種娯楽施設等のあらゆる業種において、障害者差別解消法の理念に従った適切な合理的配慮が提供されるよう要望する。
一 家電製品やIT機器の開発において、使いやすい操作ボタンや音声ガイドが充実するとともに、点字、拡大文字、ウェブサイト等により視覚障害者に充分な情報提供が行われるよう要望する。
一 金融機関の窓口、ATM、ネットバンキング等での金融取引、クレジットカード契約や、各種会員登録手続を、視覚障害者も支障なく行えるようハード、ソフト両面の改善を要望する。
一 店舗等でのセルフレジの普及により、視覚障害者が買い物において困難に直面することがないよう、小売店等が適切な配慮を行うことを要望する。また電子マネーの利用が広がる中にあって、視覚障害者も安心してこうした決済サービスを活用できるような指針策定を要望する。
===
【視障協だより】
令和元年(2019年)11月20日
第174号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より ……3ページ
(1)視障協だよりの音声コード印刷について …… 3ページ
(2)視障協だよりのデイジーCD版発行開始と、デイジー再生機器のご紹介 …… 3ページ
(3)事務局 2019年12月と年末年始のお休み …… 4ページ
お知らせ …… 5ページ
神園さやかコンサートのご案内……5ページ
視障協結成70周年記念式典・祝賀会のご案内……5ページ
あはき部より、第3回 視覚障害者あはき師交流会のご案内 …6ページ
広島市心身障害者福祉センターのイベントのお知らせ……7ページ
報告事項 …… 8ページ
あはき部より、治療奉仕 …… 8ページ
青年部より、第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)…… 8ページ
【巻頭言】(会長 寺中久美子)
早いもので、今年もカレンダーを1枚残すばかりとなりました。
昨年に続き、今年もいくつもの台風が日本列島を襲いました。亡くなられた方にお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた方には1日も早い復興を願います。
一方、昨年の西日本豪雨災害で不通になっていた芸備線が開通し、これで西日本の鉄道はすべて開通したそうです。列車を利用して、通勤、通学、外出されていた方々も安心されたことと思いますが、広島市でも太田川の堤防決壊等による氾濫・浸水の恐れもあるそうです。「自分の命は自分で守る」ということを忘れてはいけません。
さて、視障協はお陰様で今年結成70周年を迎えました。今後も引き続き活動していくことを誓い、結成70周年記念祝賀会を行います。みなさまお誘い合わせの上ご出席くださいますようお願い申し上げます。
10月11日、あはき法19条訴訟の大阪地裁第15回口頭弁論が東京地裁に続き、終結しました。口頭弁論では、原告より第9準備書面(字句の訂正書面)、被告より第7準備書面がそれぞれ提出されたことが報告されました。これまで提出された書面等を審査した結果、原告より出されていた証人申請については却下することが告げられました。そのうえで、裁判長より今回をもって口頭弁論を終結する旨が伝えられ、原告・被告ともに了承されました。判決は令和2年2月25日に出されます。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)視障協だよりの音声コード印刷について
お知らせが遅くなりましたが、視障協だより9月20日号より音声コード付きで発行しております。音声コード対応機器やスマートフォンの音声コード対応アプリをお持ちの方はご活用ください。
(2)視障協だよりのデイジー版発行開始と、デイジー再生機器のご紹介
視障協だよりのデイジーCD版の発行が始まりました。CDの送付を希望される方は、視障協事務局へお申し込みください。
デイジーCDは、プレクストークPTR3などのデイジー図書再生機器で聞いていただくことができます。機器をお持ちのかたはご活用ください。
日常生活用具給付対象で、視覚障害1・2級の方は原則1割負担です。おすすめの機種と特長は以下の通りです。
①プレクストークPTR3 価格 85,000円
・本体でCDが簡単に再生できます。家の中のいろいろな場所で使えます。
・録音したデータや借りたCDのデータなどを、本体の内蔵メモリやSDカード・USBフラッシュメモリへ保存できます。
・インターネット回線がある方は、無線・有線でサピエ図書館がご利用いただけます。
②プレクストークリンクポケットPTP1/LINK 価格 85,000円
・本体は小型の携帯電話サイズ、ポケットに入れて持ち運べます。移動中、外出先での利用に便利です。ICレコーダー代わりにも使えます。
・付属品の外付CDドライブでCDが再生できます。
・録音したデータや借りたCDのデータなどを、本体の内蔵メモリやSDカード・USBフラッシュメモリへ保存できます。
・インターネット回線がある方は、付属の無線ルーターをつないで、サピエ図書館がご利用いただけます。
上記商品や給付制度のご利用については、用具担当・高橋までお気軽にご相談ください。
(3)事務局 2019年12月と年末年始のお休み
12月 4日(水)、 7日(土)、11日(水)、14日(土)、18日(水)、21日(土)、25日(水)、28日(土)~1月4日(土)
【お知らせ】
☆神園さやかコンサートのご案内
広島出身の歌手神園さやかさんをお招きして、以下のとおり、コンサートを開催します。皆さんのご来場をお待ちしています。
・日時 令和2年1月26日(日) 14時30分から15時30分
・会場 広島ガーデンパレス 孔雀・朱鷺
東区光町1丁目15-21 電話 082-262-1122
・参加費 無料
・申込先 視障協事務局 電話 082-264-4966
・締め切り 令和元年12月16日(月)
☆視障協結成70周年記念式典・祝賀会のご案内
視障協結成70周年を記念して、以下のとおり、記念式典及び祝賀会を開催します。多くの皆さんともにお祝いしたいと思います。ご参加をお待ちしています。
なお、毎年開催している新年祝賀会は、今回の結成70周年祝賀会に替えさせていただきます。
・日時 令和2年1月26日(日)
記念式典・祝賀会 16時30分から19時(受付開始 16時)
・会場 広島ガーデンパレス 孔雀・朱鷺
東区光町1丁目15-21 電話 082-262-1122
・参加費 1人 8000円
※介助者が同行する場合には介助者も含めて申し込んでください。参加費は介助者も同額です。
※参加費は当日会場でお受けします。
・申込先 視障協事務局 電話 082-264-4966
・締め切り 令和元年12月16日(月)
あはき部(部長 山中幸夫)
☆第3回 視覚障害者あはき師交流会のご案内
皆さん、こんにちは。
6月のあはき師交流会には多くの方々にご参加いただきました。引き続き資質向上に向けて、前回に出された次の3つのテーマで研修し、交流会を開催します。
1. 施術者としてレベル向上のための方策について
2. 患者さんに来てもらうための方策、集客方法の工夫について
3. 症状をテーマにした病態把握と施術の仕方について
今回は佐々木健二、田尾秀春が担当し、参加される皆さんといっしょに意見交換をし、施術の実際について学ぶ計画をしています。
また、終了後に広島駅の近くで新年懇親会を企画します。沢山の参加をお待ちしています。
期日: 令和2(2020)年 1月5日(日)
13時30分~16時30分 (受付 13時)
会場: 広島市総合福祉センター5階 会議室2
(広島市南区松原町5-1 BIGFRONT)
懇親会費:3600円
参加申込:
12月24日(火)迄に田尾、佐々木の携帯にショートメールか電話で、お名前と交流会、懇親会の別を明記して申し込みください。
広島市心身障害者福祉センターのイベントのお知らせ
(1)音声ガイド付き映画上映会
日時:12月20日(金)10時から15時
会場:広島市心身障害者福祉センター 2階会議室
内容:10時から「散り椿」
2018年公開、112分
出演 岡田准一、西島秀俊、黒木華 他
13時から「こんな夜更けにバナナかよ」
2018年公開、120分
出演 大泉洋、高畑充希、三浦春馬 他
(2)ふれあいカンshou会「クリスマスコンサート」
日時:12月22日(日) 13時30分~14時30分
会場:広島市心身障害者福祉センター 2階会議室
出演:女学院大学 こどものうた研究会
※いずれも入場無料、申込不要。障害の有無を問いません。
どなたでもお気軽にご来場ください。
【報告事項】
あはき部(部長 山中幸夫)
☆治療奉仕
9月11日、11名(うち介助者4名)の方々に参加いただき、午前9時、広島駅南口音声時計の前に集合して、東区牛田の神田山長生園で治療奉仕を行いました。
今回は、施術者が移動に負担がかからないようにと治療するための場所を2部屋用意していただいていました。その部屋で入所者・職員45名の施術を行いました。
治療後、職員さんから「マッサージはどうだった?」と聞かれて、「とても気持ちよかった」と入所者さんが答えておられました。今年も神田山長生園の皆さまにとても喜んでいただきました。
治療奉仕終了後、心障センターに移動して昼食をとり、13時に解散しました。
参加頂きました会員の皆様、ご協力ありがとうございました。
青年部(臼井利明)
☆第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)
9月22日・23日、第65回全国盲青年研修大会(三重県大会)が日本盲人会連合青年協議会並びに三重県視覚障害者協会 スポーツ・青年部主催で、三重県津市のアストプラザとホテルグリーンパーク津を会場に、全国の盲青年と関係者240名が集まり開催されました。本会からは、青年部員と介助者を合わせて9名で参加しました。
代表者会議では、平成30年度事業報告、決算報告と、令和元年度事業計画と予算が審議・承認され、協議会ウェブページのリニューアルや義援金の質疑などについても討議されました。また大会名称変更については、次回同大会から「全国視覚障害青年研修大会」となる事が決議されました。
青年協議会役員選挙では、会長に静岡県の片平考美さんと、会計監査委員に東京都の伊敷政英さんと神奈川県の齋藤健二さんが選ばれ、次期就任となりました。
分科会では、移動・交通生活、消費生活・職業・教育、組織改革について、3つの部会に分かれ討議が行われ、全国委員会での採択を経て、以下の3つの議題を次年度の全国視覚障害者福祉大会に議題提出する事となりました。
(1)道路横断中の視覚障害者の安全を確保するため、視覚障害者団体等の声を十分反映し、音響式信号機の設置箇所を増やすとともに、夜間・早朝にも押しボタンやシグナルエイドが使われた際には音響が鳴動するようにするなどの音響の設定変更を行うよう求める。
(2)視覚障害者が公務員や自営業者として働く際にも、ジョブコーチや職場介助者など、民間雇用類似の支援を受けられるよう、制度の整備と十分な予算の確保を求める。
(3)視覚障害者が単独で電子マネーや各種端末を用いた買い物や自営業における決済ができるよう、システム開発を進めると同時に、店舗の無人化によるさまざまな困難を生じないための制度改善を求める。
2日目は研修会と式典が行われ、研修会においては、眼科医師の一尾多佳子氏による「三重県版ロービジョンケア」の講演と、黒田智子・川本三奈両氏によるSSピンポンの体験会が行われました。
次年度の同大会は、本会が主催地団体となり、9月26日(土)・27日(日)に開催します。
なお、大会式典で発表された大会決議は以下のとおりです。
一 視覚障害者の安全な移動を実現するため、鉄道、駅でのホームドア設置を促進するとともに、駅構内等の案内表示を弱視者にもわかりやすいものにするなど、対策の徹底を求める。
一 視覚障害者の道路横断時の安全を確保するため、音響式信号機の設置個所を増やすとともに夜間・早朝にも押しボタンやシグナルエイドが扱われた際には音響を鳴動させるなどの対策を講じるよう要望する。
一 鍼灸マッサージ師の権益と国民の安全を守るため、鍼灸マッサージは有資格者のみが行えることを広く社会に啓発するとともに、あはき法第19条を堅持し、無資格医療類似行為の積極的な取り締まりとその一掃を強く要望する。
一 行政機関や民間企業に雇用されている視覚障害者への職場介助者制度のさらなる充実と、あはきをはじめとする自営業者への職場介助者制度の新設を要望する。
一 行政機関や教育機関、飲食店、不動産業者、宿泊施設、各種娯楽施設等のあらゆる業種において、障害者差別解消法の理念に従った適切な合理的配慮が提供されるよう要望する。
一 家電製品やIT機器の開発において、使いやすい操作ボタンや音声ガイドが充実するとともに、点字、拡大文字、ウェブサイト等により視覚障害者に充分な情報提供が行われるよう要望する。
一 金融機関の窓口、ATM、ネットバンキング等での金融取引、クレジットカード契約や、各種会員登録手続を、視覚障害者も支障なく行えるようハード、ソフト両面の改善を要望する。
一 店舗等でのセルフレジの普及により、視覚障害者が買い物において困難に直面することがないよう、小売店等が適切な配慮を行うことを要望する。また電子マネーの利用が広がる中にあって、視覚障害者も安心してこうした決済サービスを活用できるような指針策定を要望する。
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視障協だより 令和元年(2019年)10月20日 第173号
2019.10.23
【視障協だより】
令和元年(2019年)10月20日
第173号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……3ページ
事務局より……5ページ
(1)事務局のお休み 令和元年11月…5ページ
(2)役員名簿の修正について(お詫び)…5ページ
お知らせ ……6ページ
青年部より、社会見学「神楽門前湯治村見学」のご案内…6ページ
女性部より、第2回研修会について…7ページ
体育部より、
(1)会員親睦ふれあいグラウンドソフトボール大会…8ページ
(2)感覚訓練について…9ページ
広島国際映画祭より、バリアフリー上映ご招待…10ページ
報告事項 ……11ページ
女性部より、第65回全国盲女性研修大会について…11ページ
青年部より、第1回目講演会について…14ページ
*今月の会員異動はありません
【巻頭言】(会長 寺中 久美子)
キンモクセイの香りが漂う頃となりましたが皆さまいかがお過ごしですか。
9月7~8日島根県民会館(松江市殿町)で行われた第68回日本盲人会連合中国ブロック(島根県大会)に会員介助者を含め21名で参加しました。
初日は、五つの分科会に分かれ、それぞれ提出議題を審議し、全体会議で承認しました。その後、日盲連竹下会長の講演では中央情勢の報告がありました。
「全体会議で審議したことへの竹下会長のコメント」
1 国民に三療の免許の有無をわかっていただくための無免許対策の運動をしているが免許保有証(携帯カード)の取得手続きをしている人が少ないこと。
2.養護老人ホームの措置制度の説明
3.青年協の弱体化
4.歩きスマホによる事故と今後の視覚障害者の音声による歩行
「日盲連会長の報告事項」
1.9月5日東京地方裁判所であはき法19条訴訟の東京裁判所の審理(結審)された判決は12月16日に行われる。今後3か月間の運動で盛り上げて行こう。
2.読書バリアフリー法について今後もこの運動を各地でも広げていく
3.教育問題について、今後盲学校がどのように変わっていくか
4.雇用問題
5.障害者差別解消法の問題
6.ホームドアの問題
7.代読代筆の制度
8.2024年に新紙幣が出ることについて
9.日盲連の名称変更について、10月より社会福祉法人日本視覚障害者団体連合と変更になるので、名称変更により一層視覚障害者問題に取り組んでいく必要がある。
並行してオセロ大会が行われ中神誠さん、藤谷順子さんが参加され、中神さんは2位、藤谷さんが3位でした。おめでとうございます
夜は会場をホテル一畑に移動し、懇親会があり、他県の方と交流を深め、美味しい料理をいただきました。
2日目の大会式典、大会議事後には、カラオケ大会があり、寺中博さんと益本順市さんが参加されました。大会に参加された皆さまありがとうございました。
最後に来年度の当番県である鳥取県の市川会長さんが挨拶をされ、大会を終えました。来年は、9月12~13日に行われます。
※視障協のことについてお気づきのことがございましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)事務局のお休み 令和元年11月
令和元年11月の事務局のお休みは以下のとおりです。
11月 2日(土)、 5日(火)、 6日(水)、9日(土)、13日(水)、
16日(土)、20日(水)、23日(土)、24日(日)、27日(水)、
30日(土)
(2)役員名簿の修正について(お詫び)
前号に同封した役員名簿について、以下の通り修正や掲載漏れがありました。
お詫びして訂正いたします。
① 表紙のメールアドレス
法人の代表アドレスから事務局のメールアドレスへ修正いたします。
修正前 E-mail:hiroshimashi@shisyokyo.jp
修正後 E-mail:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
② 青年部役員の掲載漏れ
以下の青年部役員の掲載が漏れておりました。
青年部理事 久保亮(くぼ あきら) 青年部理事 立石敬一(たていし けいいち)
【お知らせ】
青年部(臼井利明)
☆社会見学「神楽門前湯治村見学」のご案内
今年の社会見学は、地元広島で親しまれている民間芸能を観覧するため、県北にお出かけしたいと思います。駄菓子や餅菓子といったお土産処や温泉施設もありますので一日楽しみましょう。
日時:11月10日(日)9時出発 17時終了予定
集合時間:8時50分(時間厳守)
集合場所:中区基町の心障センター行バスのりば(神田山荘バス乗り場)
(市民病院の立体駐車場(第2駐車場)出口付近)
行き先:神楽門前湯治村(広島県安芸高田市美土里町本郷4627 電話0826-54-0888)
対象:広島市内在住の視覚障害者・視障協会員・介助者(1名まで)
費用:おひとり3,500円(入館料・昼食代・入浴代を含む、付添も同額)
申込:11月4日(月)正午までに事務局へ。定員28名、先着順。
必要事項:保険加入のため、参加者・介助者ともに、氏名・住所・生年月日・電話番号をお知らせください。
女性部 (副部長 山中真澄)
☆第2回研修会について
皆さん、こんにちは。
寒さで縮こまりがちな身体をゆっくり伸ばしてみませんか?
テーマ:「後ろ姿マイナス5歳」~イスに座ってできるヨガ~
講師:小西知世(こにしともよ)氏
先生は、広島市内の公民館や集会所などで20代から80代の男女問わずヨガ教室を開催されています。 今回は、イスに座ったままできるヨガを教えて頂きます。
対象:視障協会員または市内在住の視覚障害者(介助者1名まで)
定員15名(先着順)
日時:11月26日(火)10時~12時
場所 広島市心身障害者福祉センター 2階 会議室2
参加費:無料
持参物 タオル・飲み物・5本指ソックス
申込:11月22日(金)正午までに、視障協事務局へ。
体育部
(1)会員親睦ふれあいグランドソフトボール大会(部長 土居京子)
例年恒例のふれあいグランドソフトボール大会を実施します。
大会コンセプトは「グランドソフトボール好きは集まれ、腕に覚えのある人は集まれ、興味がある人も集まれ・・・、初めての人大歓迎」です。
基礎から学び、楽しく試合を行います。是非一緒にグランドソフトボールを楽しみましょう。
各賞もご用意しておりますので、ふるってご参加ください。
日時:11月17日(日)9:30~15:00
場所:広島県立広島中央特別支援学校(旧 盲学校)グランド(
東区戸坂千足2-1-4)
日程:
9:30 学校到着 ※着替え等をお願いします。
9:50 グラウンド集合(開会行事・準備体操・チーム分け作戦会議・ルール説明)
10:20~12:00 第1試合
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:30 第2試合
14:30~ 閉会行事・表彰・解散
参加費:1,000円(昼食代・昼食のドリンク代・ボランティア謝礼等)
申込締切:10月31日(金)までに視障協事務局に申し込み
申し込み時には以下をお伝えください。
①視力状況
②グランドソフトボール経験の有無
③当日連絡の付く携帯番号
④介助者のプレイ参加、昼食注文の有無(注文の際には同額徴収)
注意事項:当日は運動の出来る服装とスニーカー、ケガをした時は各自の加入保険対応でお願いします。
(2)感覚訓練について(森川秋子)
今年度は、ボルダリングの体験会を開催します。
ボルダリングは、壁にあるホールド(突起物)に手足をかけ、目的のホールドまで昇る競技です。2020年の東京オリンピックの新種目ということもありますが、誰でもできることで、話題で注目されている競技です。
視覚障害者も、指示を出してもらえることで壁を登ることができます。
この機会にぜひ参加してみませんか?
日時:12月1日(日) 8:40~13:00
場所:クライムセンターCERO(安芸郡府中町茂陰1-13-46、
082-236-8401)
8:40 広島駅南口音声時計の前
交通機関を利用しクライムセンターCEROに移動
10:00~12:00 ボルダリングの講演と体験 講師:佐藤 建さん
12:00 クライムセンターCEROを出発
13:00 広島駅着、解散
参加費:2,000円 (くつ代含む)
申込締切:11月25日(月)までに視障協事務局へ。
定員:体験参加者10名まで、先着。
必要事項:氏名、視力の状況、当日連絡がつく携帯電話の番号、介助者の有無
※会場には、更衣室があります。体験参加者は、動きやすい服に着替え、ご参加ください。
見学の方は、会場が冷えるかもしれないので、その日の気候に合わせた服で、ご参加ください。
問い合わせ先:森川秋子
広島国際映画祭より、バリアフリー上映ご招待
日時:11月24日(日)10:30~13:10(予定)
受付 10:00
上映 10:30~12:35
※上映終了後30分、音楽監督の渡邊崇(わたなべたかし)さんのトークショー
場所:NTTクレドホール(広島市中区基町6-78、基町クレドパセーラ11階)
内容:「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年/日本/125分)
監督: 中野量太、主演: 宮沢りえ
音楽監督: 渡邊崇(広島市安佐南区毘沙門台出身)
申込:11月10日(日)までに、視障協事務局へ。
【報告】
女性部(部長 浦上由美子)
☆第65回全国盲女性研修大会について
第65回全国盲女性研修大会北信越・東海ブロック(名古屋大会)が8月27日(火)
~8月29日(木)愛知県産業労働センターウィンクあいち(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)で開催されました。
2日目の代表者会議から浦上、山中が参加しました。
■2日目
午前の部(9時30分~12時) 全国代表者会議
代表者会議の議題については全て承認されました。
1. 常任委員の承認について
加賀谷睦子(かがやむつこ)、逢沢紀子(あいざわのりこ)、平間洋子(ひらまようこ)が辞任され次の3名の方が新加入されました。
足立けいこ(あだちけいこ)島根県
小山田恵子(おやまだけいこ)福岡市
宇津木泰代(うつぎやすよ)相模原市
2. 平成30年度事業報告、収支決算並びに監査報告
3. 令和元年運動方針(案)、事業計画(案)並びに予算(案)
4. 代表者会議ブロック提出議題について
各ブロックから1題ずつ提出。中国ブロックからは、「消費者にとって欠かせない情報である食品の賞味期限・消費期限など」が、重度視覚障害にも把握できるような仕組みの開発を進めて頂きたい。
5. 大会名変更と会期について
本年10月より親団体の改名に伴い変更。
会期については今までは3日間行っていたが、2021年の北海道ブロックより1泊2日を予定。内容については今後の検討課題とする。
6. 宣言(案)・決議(案)について
7. 会報「あかね」について
11月に発行110号については、「ガラ携・スマホについて」のテーマで原稿を募集。
午後の部 研修会(13時~16時30分)
第1部 講演会
演題 「私のカレーなる人生」
講師 カレーハウスCoCo壱番屋 創業者 宗次徳二(むねつぐとくじ)氏
波乱万丈の人生(生い立ち、養父との生活など)、夢を追いかけ続け、会社創業したことなどユーモアを交えながら講演頂きました。
第2部 レポート発表・意見交換
テーマ「私の健康法」
助言者 名古屋市立大学看護学部教授 門間晶子(かどまあきこ)氏
愛知県立名古屋盲学校教頭 前田政治(まえだせいじ)氏
日盲連会長 竹下義樹(たけしたよしき)氏
発表者 今大会より6ブロックより代表者6名
北海道・東北、 関東、北信越・東海、 近畿、中国・四国、 九州
中国・四国ブロックの代表の深山千鶴子さんが「私の健康法」と題して、妻70代、夫80代が日々の生活の中で、元気で暮らすため食生活の工夫、体力をつける工夫など発表されました。
■3日目
第1部 式典(10時~11時)
第2部 議事・閉会式(11時10分~12時)
1. 議事
(1)代表者会議報告と承認
(2)研修会報告と承認
(3)宣言(案)の採択
(4)決議(案)の採択
2. 閉会式
(1)次期当番団体代表挨拶(神戸市)
令和2年9月17日(木)~19日(土)
(2)閉会宣言
以上で、無事3日間の大会を終了しました。
※レポート発表・承認・決議事項について詳しいことをお知りになりたい方は、浦上までご連絡ください。
青年部(山中真澄)
☆第1回目講演会について
9月15日10時~、広島市心身障害者福祉センター2階会議室3において、講師に南明志氏をお迎えし、「見えない私だからこそみえてきた壁」というテーマで、講演していただきました。
幼い頃から視力が弱く、15歳の時に失明されました。見えなくなったという事実をなかなか受け入れられず、障害受容に苦しんだ時期のことをお話しされました。
その経験を生かしたいと、盲学校卒業後は、福祉の現場で働くことを考え、鹿児島国際大学の社会福祉学科に進まれました。
大学では、点訳などの様々な支援を受ける一方、自らも積極的にアルバイトやボランティア活動をするなど、充実したキャンパスライフを送っていたそうです。
社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験には合格したものの、視覚障害という理由で就職活動の苦戦を強いられました。また、どこへでも自由に一人で行きたいという気持ちから盲導犬と歩くことを選んだけれど、盲導犬同伴と伝えると断られることがほとんどでした。
平成14年に身体障害者補助犬法が施行され、法の下に民間施設も盲導犬の同伴を拒まないよう定められましたが、現実は入店拒否されることが多く、出かけるのが億劫になった時期もあったそうです。
法や制度が変わるだけでは社会の意識は変わらない。健常者と、障害者が共に歩み寄り、お互いを理解していくことが大切で、共に理解しあい支えあえる世の中に一日も早くなることを望んでいると、講演を締めくくられました。
定員20名のところ、24名の方がご参加くださいました。
皆さん、ありがとうございました。
===
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
事務局 高橋
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
電話 082-264-4966
FAX 082-567-4977
jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
===
視障協だより 令和元年(2019年)9月20日 第172号
2019.09.24
【視障協だより】
令和元年(2019年)9月20日
第172号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より……3ページ
(1)ジパング倶楽部特別会員年会費改定について……3ページ
(2)年金生活者支援給付金の支給請求書の提出について……3ページ
(3)役員名簿の送付……4ページ
(4)事務局のお休み……4ページ
お知らせ ……5ページ
青年部より、(1)パソコン講習会のお知らせ……5ページ
(2)社会見学について……6ページ
文化部より、会員の広場「希望」に投稿のお願い……6ページ
TOKYO2020IDおよび東京2020公式チケット販売サイト「障がいのある方など、特別な配慮が必要な方専用ダイヤル」設置について…6
報告事項 ……8ページ
情報システム部より、パソコン講習会……8ページ
会員異動 ……10ページ
【巻頭言】(会長 寺中 久美子)
今年の夏は、35度を過ぎる猛暑が続きましたが熱中症にかかった方も多くおられ
たようです。みなさまは大丈夫でしたか。
今年4連勝を目指した広島東洋カープは、ファンの応援もむなしく・・・連続優勝が困難であることをファンの一人として思う今日この頃です。
この度の参院選挙で、れいわ新選組から立候補した「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者の船後靖彦氏(61)と脳性まひの重度障害者木村英子氏(54)が当選されました。これに伴い制度の見直しや大幅なバリアフリー化が求められるようです。障害者の代表として頑張っていただきたいと思います。
昨年の暮れに行われたRCCラジオチャリティーミュージックソンでは皆様からの温かい募金のおかげで広島市内の2カ所で音響信号機をつけてもらえることになりました。五日市駅前2丁目交差点と可部191号分かれ交差点の南北です。募金をいただきました皆様に感謝いたします。
※視障協のことについてお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)ジパング倶楽部特別会員年会費の改定について
【ジパング倶楽部特別会員年会費】
1,400円(現行1,350円)
【再発行手数料】
630円(現行620円) ※再発行は別途送金手数料がかかります。
【変更日】
2019年10月1日より
※改定に関わる注意事項
1.有効期限が2019年10月末までの方
・2019年9月30日までに受付けた申込で、
日盲連に2019年10月4日(金)12:00までに到着した申込みは旧金額で対応
・日盲連に10月4日(金)12:00以降に到着する分は新金額での申込み
2.有効期限が11月末以降の方
・受付日付に関わらず新料金でのお申込み
(2)年金生活者支援給付金の支給請求書の提出について
老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金の受給者のうち、公的年金等の収入や所得額が一定基準額以下である等の条件を満たす方に、「年金生活者支援給付金」が支給されることになりました。
給付金を受給するためには、日本年金機構から送付される給付金請求書を提出する必要があります。
請求書は、令和元年9月以降順次、年金関係の通知が送られている住所に送付されます。氏名や連絡先を記載する等の簡単な手続きですから、届いたら忘れず、請求手続きを行いましょう。
(3)役員名簿の送付
大変遅くなりましたが、役員改選後の役員名簿を同封いたしますので、ご活用ください。
(4)事務局のお休み 10月
10月の事務局のお休みは以下のとおりです。
10月 2日(水)、 5日(土)、 9日(水)、12日(土)、15日(火)、16日(水)、19日(土)、23日(水)、24日(木)、26日(土)、30日(水)
【お知らせ】
青年部
s☆パソコン講習会のお知らせ(高松 豊)
青年部では、昨年に引き続き、パソコン、スマートフォン並びにタブレット端末機器の講習会を実施します。
近年、視覚障害者向けに作られた製品ではなく、iPhoneのように一般向けの情報機器が視覚障害者の生活を便利にしてくれるようになりました。興味があり体験してみたい方、既に機器を購入しているが使いこなせない方、細かい設定方法が分からない方、全盲の方、音声読み上げを使用しない弱視の方など、申込みをお待ちしています。
今年は、山中美穂先生、浜田隆志先生のお二人に講師をお願いし、合計三日間実施します。1対1の講習です。
スクリーンリーダーを使用しておられず、マウスを利用されている弱視の方も受講可能です。
日時と会場:
10月27日(日)、広島市心身障害者福祉センター 2階 会議室1、2
11月5日(火)、広島市総合福祉センター 5階 大会議室1
11月17日(日)、広島市心身障害者福祉センター3階 講習室
時間:①午前10時~12時、②午後1時~3時のいずれか
費用:無料
申込:各開催日の1週間前までに視障協事務局へ。
定員:各枠2名、先着順。介助者1名まで可。
お一人様2回まで、ただし同じ日の午前と午後は不可。
申込の際、希望日時・機種名(端末持ち込みの有無など)・講習内容 をお伝え下さい。(らくらくスマートフォンは対象外)
☆社会見学について予告(山中 真澄)
青年部では社会見学を11月10日(日)に実施いたします。
今年は県北で一足早い秋を感じてみませんか?
詳しくは次号をお楽しみに。
文化部(森川 能光、藤谷 順子)
☆会員の広場「希望」に投稿のお願い
今年度も会員の広場「希望」を、発行致します。
皆様の体験談、情報、詩、エッセー等、どんなものでも構いません。
文字数も特に制限はありませんので、お気軽にご投稿ください。
原稿は、10月31日(木)までに視障協事務局へ、郵送・ファックス・メールのいずれかでお送りいただきますようお願い致します。
問い合わせは、森川能光(090-4143-9862)へ。
たくさんのご応募をお待ちしております。
TOKYO 2020ID および東京2020公式チケット販売サイト「障がいのある方など、特別な配慮が必要な方専用ダイヤル」設置について
TOKYO2020ID および 東京2020公式チケット販売サイトでは、障がいのある人々が障がいのない人々と同じサービスが受けられるよう、それぞれの障がいに応じて適切な方法でサービスを提供するために、「障がいのある方など、特別な配慮が必要な方専用ダイヤル」を設置し、電話窓口にお ける登録/申し込み代行を行います。
窓口名称:障がいのある方など、特別な配慮が必要な方
専用ダイヤル
対応内容:電話で要件を伺い以下の対応を行います。
・TOKYO2020 ID新規登録および内容変更
・パスワード再発行
・電話番号認証のサポート
・チケットの申し込みおよび決済代理
・同行予定者情報の登録および変更
対象者:障がいのある方で、Webサイトによるチケット購入ができない方、かつ、下記の全てに該当する方
・電子メールをPCまたはスマートフォンで送受信できる方(フィーチャーフォンは除く)
※シニアの方などで、インターネットに不慣れで購入できない場合は対象外です。
電話番号:050-3786-2948(有料)
※番号のおかけ間違いにご注意ください。
受付時間:月~金 9:00~18:00(年末年始、祝日を除く)
[チケットに関するお問い合わせ先]
チケットカスタマーセンターお問合せフォーム
https://ticket-contact.tokyo2020.org/index.php
電話 0570-00-2020
受付時間 月~金 9:00~18:00
(年末年始、祝日を除く)
【報告事項】
情報システム部(志摩 哲郎・前濱 秀介)
☆パソコン講習会
情報システムでは、毎年行われています夏のパソコン講習会を総合福祉センターと身
障センターにおいて、次の日程で行いました
7月14日(日)iPhone利用の基本と便利なSiri機能の活用
28日(日)NVDAを用いたSeaMonkeyの活用
8月18日(日)NVDAを用いたGoogle Chromeの基礎活用
日程は午前と午後の4時間の講習でした。
14日のiPhoneの講習では、Siriの基本操作から最近話題になっているSiriのショートカットなどいろいろと学習しました。
午後からはGoogle翻訳のアプリを使って総合福祉センターの自動販売機のジュースの名前を読み上げたり周りに書かれている文字を読み上げたりして実用的な学習をしました。
28日は、SeaMonkeyというブラウザとメールとRSSリーダーが一つになったソフトを学習しました。
SeaMonkeyを一言で言うとネットリーダーとマイメールとマイニュースが一つになったようなソフトです。ブラウザの使い方も学習しましたが、RSSリーダーの機能をNVDAで十分に使えることを学習しました。
8月18日はGoogle Chromeの学習を基本的なところからブックマークの登録、最近追加された機能で話題になっているOCRの機能を学習しました。
例えば、バス停をスマホで撮った写真をChromeのOCR機能を使って読み込むと、バス停の名前、次のバス停の名前、更に英語表記されたものもしっかりと読み上げていました。
午後はお楽しみのYouTubeの学習です。YouTubeのショートカットとNVDAのショートカットを使うと非常に簡単にYouTubeを楽しめることがわかりました。最後の30分くらいは、みんなそれぞれにYouTubeを楽しんでいました。今回は3日間とも定員いっぱいで講習を行うことができました。
また、来年度も楽しく学べる講座をできるように頑張ります。
ご協力をよろしくお願いいたします。
【会員異動】(2019年6月)
☆入会
略
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公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
電話 082-264-4966
FAX 082-567-4977
jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
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視障協だより 令和元年(2019年)8月20日 第171号
2019.08.26
視障協だより 令和元年(2019年)8月20日 第171号
【視障協だより】
令和元年(2019年)8月20日
第171号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より……3ページ
(1)市身連 平成31年度研修会(施設見学)のご案内…3ページ
(2)会費納入についてお願い……3ページ
(3)事務局のお休み 9月 ……3ページ
広島市視覚障害者情報センターより……4ページ
(1)音声拡大読書器「クリアリーダープラス」期間限定で展示します……4ページ
(2)夜盲症・視野狭窄の人のための平和記念資料館見学について…4ページ
お知らせ ……5ページ
あはき部より治療奉仕 …… 5ページ
青年部より、第1回講演会 …… 5ページ
報告事項 …… 7ページ
福祉環境部、街点検調査報告 …… 7ページ
体育部、会員ふれあいブラインドテニス大会報告 …… 11ページ
女性部、第1回研修会 …… 13ページ
会員異動 …… 14ページ
【巻頭言】(会長 寺中久美子)
時折吹く風に秋の気配を感じるころとなりましたが、みなさまいかがお過ごしですか。
総会のあいさつの中で少しふれました読書バリアフリー法のことですが、すべての障害の有無にかかわらず読書ができるようにする、法案成立後の経過報告がありました。
同法が6月21日に成立、6月28日に公布・施行されたことを受け、厚生労働省より、7月8日付けで全国の自治体等に対して通知したとの連絡を頂きました。
「皆様のご協力の結果、同法の法律が6月21日に成立しました。この法律に基づき、国や自治体に働きかけをしていくことが必要です。どのような働きかけをするか、今後日盲連としても検討しますが、それぞれの団体においてもご検討ください。」と日盲連の竹下会長からは、コメントがありました。
長年運動してきた読書バリアフリー法の門が開かれました。会員の皆さんも働きかけについて考えてください。
※ 最後に視障協に関することでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)市身連 平成31年度研修会(施設見学)のご案内
期日:令和元年9月30日(月)
見学場所
①万田酵素HAKKOパーク(ガイドあり)
②大山祇(おおやまづみ)神社
③伯方の塩大三島工場(ガイドあり)
集合:午前8時40分から受付
広島駅北口(新幹線口)高速バスのり場付近
参加募集定員及び参加費:
市身連募集定員65名 定員を超える場合は抽選になります。
参加費は2,500円(事前または当日に支払い)
視障協の締切日は9月13日(金)
(2)会費納入についてお願い
会費の納入期限は8月末日です。納入がお済みでない方には、8月末日までに必ずお納めくださいますよう、よろしくお願いいたします。
(3)事務局のお休み 9月
9月の事務局のお休みは以下のとおりです。
9月 4日(水)、7日(土)、11日(水)、14日(土)、17日(火)、18日(水)、21日(土)、24日(火)、25日(水)、28日(土)
【広島市視覚障害者情報センターより】
(1)音声拡大読書器「クリアリーダープラス」期間限定で展示します
スキャンボタンを押すだけで活字を撮影し、音声で読み上げる視覚障害者用読書器です。モニタに接続して活字を画面に表示することも可能です。
期間:8月1日(木)~9月27日(金) 平日 9:00~17:00
*特長
①分かりやすいボタンで簡単操作
原稿を置いてスキャンボタンを押すだけで読み上げ。3つのボタン、2つのダイヤルだけの簡単操作
②簡単に持ち運べる大きさと重量
サイズ(縦240㎜、横220㎜、厚さ100㎜)
重量 約2.5kg
③バッテリー駆動でどこでも使える
3時間充電で5時間連続使用できる
バッテリー 内蔵
価格 198,000円(非課税)
(2)夜盲症・視野狭窄の人のための平和記念資料館見学について
平和記念資料館内を暗い所でも明るく、視野が広く見える、暗所視支援眼鏡
MW10HikARIを使い見学します
対象:中心視野があり、矯正視力0.1以上の人
日時:8月24日(土)①9:30~ ②13:00~
8月25日(日)③9:30~ ④13:00~
*①~④のご都合の良い日時を選んでください。
申し込み・問い合わせ:082-240-1220
【お知らせ】
あはき部(部長 山中幸夫)
☆治療奉仕
本年度も例年通り治療奉仕を実施します。
会員の皆様方の多数のご参加をよろしくお願いいたします。
日時:9月10日(火) 9時~12時(終了後昼食を準備しております)
行先:神田山長生園(東区牛田新町1-18-1、228―9231)
集合:9時、広島駅南口音声時計の前
解散:広島市心身障害者福祉センター4階会議室
(移動はタクシーを利用します。)
持参物:施術着・施術のときに使う手ぬぐい・タオル等
申込:9月2日(月)までに、視障協事務局へ。
青年部(山中真澄)
☆第1回講演会
皆さん、こんにちは。今年度最初の青年部主催の行事は講演会です。下記のとおり行います。
日時:9月15日(日)10時~12時終了予定
場所:広島市心身障害者福祉センター2階会議室3
講師:南明志(みなみ ともゆき)氏
テーマ:見えない私だからこそみえてきた壁
先生は全国でも数の少ない全盲の社会福祉士・精神保健福祉士の資格をもっておられ、鹿児島国際大学大学院の福祉社会学研究科の修士課程を卒業しておられます。
幼い頃から視力が弱く、15歳の時に失明されました。
大学院では、「中途視覚障害者の障害受容について」をテーマに論文を執筆し、複合支援の重要性について論じられました。
また、一人で自由にどこへでも行けるようになりたいという気持ちから盲導犬と歩いておられました。
これまでの経験をとおして感じていることや共生社会の実現に向けて助けが求められているのかをお話してくださいます。
対象:本会員または市内在住の視覚障害者(付添者1名可)
申込:9月8日(日)正午までに視障協事務局へ。定員20名、先着順。
また講演会終了後に先生を囲んでカラオケアプリを用いたカラオケ懇親会を計画しております。
スマホをお持ちでない方も準備をしておりますのでこちらも併せてご参加ください。
参加費: 講演会のみ参加無料
講演会とカラオケ懇親会3,000円(ルーム代 ソフトドリンク代 軽食を含む)程度
(付き添いも同額)
【報告事項】
点検調査報告 (福祉環境部 田尾秀春)
☆広島駅から福祉センター等への歩きやすいコースについて
今回は利用する機会の多い、広島市総合福祉センターと心身障害者福祉センターへの推奨コース、マツダスタジアムへのコースと球場周辺の点字ブロック(以下点ブロと略す)の状況について、9名で調査を行いました。
日時 令和元年 6月9日(日)12時30分~16時30分
1 広島市総合福祉センターへの推奨コース
(1)JR広島駅からの場合
①地下通路を通るコース
広島駅南口を出て点ブロを右に7mくらい(以下~くらいは省略)、左に7m進むと点ブロが左右に分れ、そこを左へ4mで右に下り階段口があり、さらに左へ4mで右手の、下りエスカレーター口へ誘導される。
階段は14段、14段、15段と分かれ、下りると地下通路、南北方向の左側の点ブロへ直につながる。
エスカレーターの場合は、下りてすぐ右に、この地下通路の左側点ブロに合流する。
この点ブロを50m進むと階段がある。
この階段の右隣りにエスカレーターがあり「下りエスカレーター……」と音声案内があり階段位置を知る目安となる。
この階段を11段下り左へ10m行くとビックカメラの地下入口となり、総合福祉センターへのエレベーターへ誘導される。
②地上から行くコース
駅南口を出て左方向(東側)に進み横断歩道を渡って右折し、駅前大通りの歩車分離式交差点を右斜め方向に渡る。
さらに右へ20m進むと左にビックカメラ1階正面口で、広島市総合福祉センターへのエレベーターに誘導される。
〈問題点、注意点〉
・南口から地下通路へおりる階段やエスカレーターまでの点ブロが曲がりくねって歩きにくく、階段口の確認と注意が必要です。
・地下通路を進み階段を下る際は、右隣エスカレーターの音声を参考に、転倒しないよう注意する。
・地上からのコースは分かりやすいが、駅前通りの歩車分離式交差点は斜め横断となり方向が取りにくい。
(2)広電電車からの場合
広島駅での降車は奥から1番、2番、3番の到着ホームがある。どの電車がどのホームに止まるかは決まっていないが、1番は2両編成、2番は一両編成、3番は比治山下経由宇品方面行きの電車が入る。
①エレベーターを利用するコース
電車を下車して、右へ点ブロにそってずっと進み、右折して10mで左奥にエレベーターがあり地下通路に降りる。
ここから、点ブロ(地下通路の南北方向右側の点ブロ)を50m進むと階段(11段)がある。
その左隣に「下りエスカレーターで……」の音声が聞かれ、階段を下りて左へ15m進む。
途中警告ブロックを3つ過ぎるとビックカメラ地下入口へと誘導される。
②電車を下車して地下通路に下りる近道コース
電車を奥側1番で降り、お客さんがいなくなるのを待って、ホームをバックして右側の地下階段を下り10m進むと、前述の地下通路左側の点ブロに合流する。
そこを左折し20m進むと階段(11段)となり、後は同じです。
〈問題点、注意点〉
・エレベーターへの位置確認と、地下通路右側の点ブロを確認して進む。
・前述と同様に、地下通路の階段(11段)の確認と注意が必要です。
(3)バスからの場合
駅前ビックカメラ前には府中町、熊野、竹原方面等からの到着するバス停がある。
下車して右に行くとすぐ左手にビックカメラの入口がある。
駅前福屋の裏手には古市・横川、高陽等からの到着するバス停がある。
下車して左へ行き、階段6段を上がると地下へ下りる階段があり、その3m右隣に地下への下りエスカレーター口があり、その隣は上りエスカレーター上がり口である。
間違えないよう注意が必要です。
下りエスカレーターで下り、左へ進むと右手にイベント広場があり、20m先突き当たりを右へ進むと左側に前述の階段口、エスカレーター(音声案内)、階段口が2つあり、そこを過ぎるとビックカメラ地下入口につながる。
〈問題点、注意点)
・福屋裏のバス停からの階段をあがった所は右から順に、下り階段口、下りエスカレーター(左側)、上りエスカレーター(右側)となっており、位置関係に注意する。
2 心身障害者福祉センターへの推奨コース
広島駅2階自由通路から、ペディストリアンデッキを真っすぐ進み突きあたりを右折すると下り階段、その奥にエレベーターがあり1階へ降りる。
そのまま北方向に進み、右手に3m幅の横断歩道を渡り、左(北)へ30m進むと歩車分離式交差点があり、そのまま音声を確認して南北方向に渡り、次の音声で右折し、東西方向に渡ると左角にウオンツがある。
この歩車分離式信号はピヨピヨ(南北)とカッコウ(東西)が同時に鳴り両方向同時に渡れるが斜めの横断は出来ない。
つづいて東西方向に進みカッコウ音の信号を2つ横断する。
3つ目の横断は歩道も信号機はなく、さらに行くと交差点の左手前に消防署がある。
そこを左折して100m位北に進み、途中信号のない通りを3つ横断すると、左手に心身障害者福祉センターの案内音があり玄関に到着する。
〈問題点、注意点〉
・歩車分離式信号機は斜め横断が出来ない。鳴っている時間は短くぎりぎりである
が、音声が終わっても3秒位は青である。
・途中の点ブロが摩滅している箇所(寿司亭の手前あたり)がある。
3 マツダスタジアムへのコース
この日は阪神戦があり駅前からの通りはすごい人出であった。
駅すぐの東側の横断歩道をカッコウで渡り、次を左に渡りフタバ図書、カープロードを点ブロに沿って進むと愛宕踏切交差点が左手にあり一旦停止する。
ここは横断歩道がなく警備の人が通行整理を行っている。
ここからは点ブロがなく人の流れに沿って進む。
途中に街路灯やミラーの支柱が立っていて注意がいる。
さらに進むと球場入口の坂道となり、ここからは右側に点ブロがあり手荷物検査、入場ゲートへつながる。
今回はそこからエレベーターで降り、情報のあった3塁側ゲート前の歩道上の点ブロに柵が置かれているかを確認した。
試合開始30分前で人は少なく通行整理のための柵は置かれていなかった。
すぐ近くの砂かぶり席の後ろのネット越しに練習風景を見ることができた。
〈問題点、注意点〉
・愛宕踏切から球場口アプローチ手前までは点ブロがない。
この箇所は途中に街路灯やミラーの支柱があり注意が必要です。
・広島駅すぐの東側信号機の音量が小さい。
・球場付近の三塁側の点ブロ上に柵はなく、改善されている状況であった。
まとめ
どのコースも言えることですが、広島市総合福祉センターへのコースは、地下への下り口や地下通路の点ブロが入りくんでおり、利用するコース路をイメージして把握することが大切ではないかと感じました。
特に地下通路へ下りる所の階段からの踏み外しや転落、エスカレーターなど危険箇所への安全確認と注意が必要です。
〈改善点について〉
①広島市総合福祉センターに行く駅前通り(大洲通り)の歩車分離式交差点は斜め横断で方向が取りにくく、エスコートゾーンの敷設が必要である。
②マツダスタジアムへ行く愛宕踏切から球場口坂道の手前までは点ブロがなく、途中に街路灯やミラーの支柱があり、点ブロの敷設と安全保護対策を含めた整備が必要である。
③心身障害者福祉センターへ行く摩滅した点ブロを、今後新しくしていく。
街点検や日頃不自由を感じておられる歩行環境について、ご意見をお寄せください。
体育部 (森川 秋子)
☆会員ふれあいブラインドテニス大会報告
6月30日(日)に、広島市心身障害者福祉センター体育室で、会員ふれあいテニス大会を開催しました。
体験者8名(他付き添い者1名)、体育部2名、スタッフとしてテニス協会より5名に参加していただきました。総勢16名です。今回は例年になく沢山ご参加いただきました。
はじめに全体で自己紹介、準備体操を行った後、初級者組と経験者組の2組に分かれました。
初級者組は、まずラケットとボールを実際に触ってもらうことから始めました。人数はB1が4名、ガイド1名です。
ラケットの持ち方などの説明の後、点図を用いたコートの説明、その後実際にコートに入り、全体を把握していただくためコートを1周してもらいました。
B1スタッフによるデモンストレーションの後、いよいよ実際の体験に入ります。
まずは、ネット際からボールを転がしラケットに当ててもらいました。最初はラケットの振り方やタイミングがよくわからない方もいて、空振りも多かったのですが、何度か繰り返していくうちにみなさんタイミングも取れるようになってきました。
続いて、ネット際からバウンドさせてそれを打ってもらいました。さすがにこれは難しいようで、ボールを上に打ち上げることがなかなか出来ません。それでも何球かに一度くらいはうまく返球出来るようになった方もいました。
ベースラインからの球出しのあと、今度はサーブの練習に入ります。上からのサーブ、横からのサーブ、下からのサーブとあり、実際に手を取って3種類のサーブの振り方を教えて、個人個人好きなサーブを打ってもらいました。
皆さんなかなか距離や方向が定まらず、5球に一度入るかどうかなという状況でしたが、実際にゲームも体験してもらったほうがいいと思い、ダブルフォルトをトリプルフォルトまでオーケーとし、5点先取のタイブレーク方式で試合をしていただきました。
驚いたことに、試合に入るとみなさんサーブが普通に入るではありませんか。
練習では強く打っていた方も試合では入れることを重視してみなさんいい感じで試合が出来ました。
さすがにレシーブは難しく、綺麗にレシーブが出来た方はいませんでしたが、ラケットには当てている方も何人かはいました。
経験者組は、B1が2名、弱視2名、体育部1名(弱視)を含めた5名が参加され、はじめからベースラインからの球出しを行いました。
B1の体験者では、ボールを打つ際に、体が左側に開く習慣があり、上手くボールを打ち返せない方がおられたので、低い高さでバウンドに合わせて打つことを目的に、体験者がその場でボールをバウンドし、それを打つ練習も行いました。
その際1バウンドのボールには、上手く合わせられるのですが、2バウンドになると、最初は打ってもネットにかけることが多かったですが、慣れてくると少しずつ上手く打てるようになりました。
そして再度ベースラインからの球出しを行いましたが、以前より上手く打ち返せることが増えていました。
その後は、サーブ練習、試合形式を行いました。
こちらの組は、レシーブに比べ、サーブは、上手くコントロールする事ができていましたが、立つ位置を変えて打つことで、後半はより強いサーブもコントロールできるようになりました。
弱視の体験者も、ベースラインからの球出しの後、サーブ練習、試合形式を行いました。レシーブは、体験者全員が久々のテニスでしたが、緩い打球に対しての対応がとてもよく、何度もラリーが続く場面がありました。
サーブでは、トスの高さによって視点が定まらず、苦労される方もおられましたが、上または下からと自分の打ちやすいサーブを打ち、全体としては、上手くコントロールされていました。
試合形式では、バックハンドで打ち合う場面もあり、白熱した攻防が見られ、盛り上がりました。
皆さんからは、難しいけど楽しかった、一年に一回はテニスをやりたいというご意見をいただきました。
またその後の懇親会では、視障協に入会されたばかりの方も参加され、多くの方と交流ができて、よい人間関係が構築できたのではないでしょうか? 楽しい時間が過ごせました。
今後も毎年ふれあいテニスを継続していきたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
女性部 (部長 浦上由美子)
☆ 第1回研修会
皆さん、こんにちは。
7月21日(日)、11時30分からホテルグランヴィア広島21階 スカイレストランアンドラウンジL&Rにおいて、介助者を含む22名の参加者の皆様と「洋食のテーブルマナー」というテーマで研修会を開催しました。
4年前はグラスの上手な持ち方を載せましたので、今回はナプキンの使い方を報告します。
①椅子に腰かける。
②テーブルの上のナプキンを手に取り半分に折る。
③輪の方を膝のほうに向けておく。
④ナプキンで口をふくには、自分側の2枚になっている方の1枚目の利き手側を持ち、裏面を使う。(汚れを隠すため)
⑤料理を食べた後、④のようにし、飲み物を飲む際グラスに汚れが付きにくくきれいである。
⑥食事が終わり退席の時は、ナプキンを簡単にたたんでテーブルの右側に置く。(きれいにたたむと失礼に当たる)。
レストランに行かれた際、参考にしてください。
強い雨が降る中たくさんの方にご参加していただきありがとうございました。
===
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
事務局 高橋
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
電話 082-264-4966
FAX 082-567-4977
jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
===
【視障協だより】
令和元年(2019年)8月20日
第171号
発行責任者 寺中 久美子
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
【目次】
巻頭言 ……2ページ
事務局より……3ページ
(1)市身連 平成31年度研修会(施設見学)のご案内…3ページ
(2)会費納入についてお願い……3ページ
(3)事務局のお休み 9月 ……3ページ
広島市視覚障害者情報センターより……4ページ
(1)音声拡大読書器「クリアリーダープラス」期間限定で展示します……4ページ
(2)夜盲症・視野狭窄の人のための平和記念資料館見学について…4ページ
お知らせ ……5ページ
あはき部より治療奉仕 …… 5ページ
青年部より、第1回講演会 …… 5ページ
報告事項 …… 7ページ
福祉環境部、街点検調査報告 …… 7ページ
体育部、会員ふれあいブラインドテニス大会報告 …… 11ページ
女性部、第1回研修会 …… 13ページ
会員異動 …… 14ページ
【巻頭言】(会長 寺中久美子)
時折吹く風に秋の気配を感じるころとなりましたが、みなさまいかがお過ごしですか。
総会のあいさつの中で少しふれました読書バリアフリー法のことですが、すべての障害の有無にかかわらず読書ができるようにする、法案成立後の経過報告がありました。
同法が6月21日に成立、6月28日に公布・施行されたことを受け、厚生労働省より、7月8日付けで全国の自治体等に対して通知したとの連絡を頂きました。
「皆様のご協力の結果、同法の法律が6月21日に成立しました。この法律に基づき、国や自治体に働きかけをしていくことが必要です。どのような働きかけをするか、今後日盲連としても検討しますが、それぞれの団体においてもご検討ください。」と日盲連の竹下会長からは、コメントがありました。
長年運動してきた読書バリアフリー法の門が開かれました。会員の皆さんも働きかけについて考えてください。
※ 最後に視障協に関することでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。
【事務局より】
(1)市身連 平成31年度研修会(施設見学)のご案内
期日:令和元年9月30日(月)
見学場所
①万田酵素HAKKOパーク(ガイドあり)
②大山祇(おおやまづみ)神社
③伯方の塩大三島工場(ガイドあり)
集合:午前8時40分から受付
広島駅北口(新幹線口)高速バスのり場付近
参加募集定員及び参加費:
市身連募集定員65名 定員を超える場合は抽選になります。
参加費は2,500円(事前または当日に支払い)
視障協の締切日は9月13日(金)
(2)会費納入についてお願い
会費の納入期限は8月末日です。納入がお済みでない方には、8月末日までに必ずお納めくださいますよう、よろしくお願いいたします。
(3)事務局のお休み 9月
9月の事務局のお休みは以下のとおりです。
9月 4日(水)、7日(土)、11日(水)、14日(土)、17日(火)、18日(水)、21日(土)、24日(火)、25日(水)、28日(土)
【広島市視覚障害者情報センターより】
(1)音声拡大読書器「クリアリーダープラス」期間限定で展示します
スキャンボタンを押すだけで活字を撮影し、音声で読み上げる視覚障害者用読書器です。モニタに接続して活字を画面に表示することも可能です。
期間:8月1日(木)~9月27日(金) 平日 9:00~17:00
*特長
①分かりやすいボタンで簡単操作
原稿を置いてスキャンボタンを押すだけで読み上げ。3つのボタン、2つのダイヤルだけの簡単操作
②簡単に持ち運べる大きさと重量
サイズ(縦240㎜、横220㎜、厚さ100㎜)
重量 約2.5kg
③バッテリー駆動でどこでも使える
3時間充電で5時間連続使用できる
バッテリー 内蔵
価格 198,000円(非課税)
(2)夜盲症・視野狭窄の人のための平和記念資料館見学について
平和記念資料館内を暗い所でも明るく、視野が広く見える、暗所視支援眼鏡
MW10HikARIを使い見学します
対象:中心視野があり、矯正視力0.1以上の人
日時:8月24日(土)①9:30~ ②13:00~
8月25日(日)③9:30~ ④13:00~
*①~④のご都合の良い日時を選んでください。
申し込み・問い合わせ:082-240-1220
【お知らせ】
あはき部(部長 山中幸夫)
☆治療奉仕
本年度も例年通り治療奉仕を実施します。
会員の皆様方の多数のご参加をよろしくお願いいたします。
日時:9月10日(火) 9時~12時(終了後昼食を準備しております)
行先:神田山長生園(東区牛田新町1-18-1、228―9231)
集合:9時、広島駅南口音声時計の前
解散:広島市心身障害者福祉センター4階会議室
(移動はタクシーを利用します。)
持参物:施術着・施術のときに使う手ぬぐい・タオル等
申込:9月2日(月)までに、視障協事務局へ。
青年部(山中真澄)
☆第1回講演会
皆さん、こんにちは。今年度最初の青年部主催の行事は講演会です。下記のとおり行います。
日時:9月15日(日)10時~12時終了予定
場所:広島市心身障害者福祉センター2階会議室3
講師:南明志(みなみ ともゆき)氏
テーマ:見えない私だからこそみえてきた壁
先生は全国でも数の少ない全盲の社会福祉士・精神保健福祉士の資格をもっておられ、鹿児島国際大学大学院の福祉社会学研究科の修士課程を卒業しておられます。
幼い頃から視力が弱く、15歳の時に失明されました。
大学院では、「中途視覚障害者の障害受容について」をテーマに論文を執筆し、複合支援の重要性について論じられました。
また、一人で自由にどこへでも行けるようになりたいという気持ちから盲導犬と歩いておられました。
これまでの経験をとおして感じていることや共生社会の実現に向けて助けが求められているのかをお話してくださいます。
対象:本会員または市内在住の視覚障害者(付添者1名可)
申込:9月8日(日)正午までに視障協事務局へ。定員20名、先着順。
また講演会終了後に先生を囲んでカラオケアプリを用いたカラオケ懇親会を計画しております。
スマホをお持ちでない方も準備をしておりますのでこちらも併せてご参加ください。
参加費: 講演会のみ参加無料
講演会とカラオケ懇親会3,000円(ルーム代 ソフトドリンク代 軽食を含む)程度
(付き添いも同額)
【報告事項】
点検調査報告 (福祉環境部 田尾秀春)
☆広島駅から福祉センター等への歩きやすいコースについて
今回は利用する機会の多い、広島市総合福祉センターと心身障害者福祉センターへの推奨コース、マツダスタジアムへのコースと球場周辺の点字ブロック(以下点ブロと略す)の状況について、9名で調査を行いました。
日時 令和元年 6月9日(日)12時30分~16時30分
1 広島市総合福祉センターへの推奨コース
(1)JR広島駅からの場合
①地下通路を通るコース
広島駅南口を出て点ブロを右に7mくらい(以下~くらいは省略)、左に7m進むと点ブロが左右に分れ、そこを左へ4mで右に下り階段口があり、さらに左へ4mで右手の、下りエスカレーター口へ誘導される。
階段は14段、14段、15段と分かれ、下りると地下通路、南北方向の左側の点ブロへ直につながる。
エスカレーターの場合は、下りてすぐ右に、この地下通路の左側点ブロに合流する。
この点ブロを50m進むと階段がある。
この階段の右隣りにエスカレーターがあり「下りエスカレーター……」と音声案内があり階段位置を知る目安となる。
この階段を11段下り左へ10m行くとビックカメラの地下入口となり、総合福祉センターへのエレベーターへ誘導される。
②地上から行くコース
駅南口を出て左方向(東側)に進み横断歩道を渡って右折し、駅前大通りの歩車分離式交差点を右斜め方向に渡る。
さらに右へ20m進むと左にビックカメラ1階正面口で、広島市総合福祉センターへのエレベーターに誘導される。
〈問題点、注意点〉
・南口から地下通路へおりる階段やエスカレーターまでの点ブロが曲がりくねって歩きにくく、階段口の確認と注意が必要です。
・地下通路を進み階段を下る際は、右隣エスカレーターの音声を参考に、転倒しないよう注意する。
・地上からのコースは分かりやすいが、駅前通りの歩車分離式交差点は斜め横断となり方向が取りにくい。
(2)広電電車からの場合
広島駅での降車は奥から1番、2番、3番の到着ホームがある。どの電車がどのホームに止まるかは決まっていないが、1番は2両編成、2番は一両編成、3番は比治山下経由宇品方面行きの電車が入る。
①エレベーターを利用するコース
電車を下車して、右へ点ブロにそってずっと進み、右折して10mで左奥にエレベーターがあり地下通路に降りる。
ここから、点ブロ(地下通路の南北方向右側の点ブロ)を50m進むと階段(11段)がある。
その左隣に「下りエスカレーターで……」の音声が聞かれ、階段を下りて左へ15m進む。
途中警告ブロックを3つ過ぎるとビックカメラ地下入口へと誘導される。
②電車を下車して地下通路に下りる近道コース
電車を奥側1番で降り、お客さんがいなくなるのを待って、ホームをバックして右側の地下階段を下り10m進むと、前述の地下通路左側の点ブロに合流する。
そこを左折し20m進むと階段(11段)となり、後は同じです。
〈問題点、注意点〉
・エレベーターへの位置確認と、地下通路右側の点ブロを確認して進む。
・前述と同様に、地下通路の階段(11段)の確認と注意が必要です。
(3)バスからの場合
駅前ビックカメラ前には府中町、熊野、竹原方面等からの到着するバス停がある。
下車して右に行くとすぐ左手にビックカメラの入口がある。
駅前福屋の裏手には古市・横川、高陽等からの到着するバス停がある。
下車して左へ行き、階段6段を上がると地下へ下りる階段があり、その3m右隣に地下への下りエスカレーター口があり、その隣は上りエスカレーター上がり口である。
間違えないよう注意が必要です。
下りエスカレーターで下り、左へ進むと右手にイベント広場があり、20m先突き当たりを右へ進むと左側に前述の階段口、エスカレーター(音声案内)、階段口が2つあり、そこを過ぎるとビックカメラ地下入口につながる。
〈問題点、注意点)
・福屋裏のバス停からの階段をあがった所は右から順に、下り階段口、下りエスカレーター(左側)、上りエスカレーター(右側)となっており、位置関係に注意する。
2 心身障害者福祉センターへの推奨コース
広島駅2階自由通路から、ペディストリアンデッキを真っすぐ進み突きあたりを右折すると下り階段、その奥にエレベーターがあり1階へ降りる。
そのまま北方向に進み、右手に3m幅の横断歩道を渡り、左(北)へ30m進むと歩車分離式交差点があり、そのまま音声を確認して南北方向に渡り、次の音声で右折し、東西方向に渡ると左角にウオンツがある。
この歩車分離式信号はピヨピヨ(南北)とカッコウ(東西)が同時に鳴り両方向同時に渡れるが斜めの横断は出来ない。
つづいて東西方向に進みカッコウ音の信号を2つ横断する。
3つ目の横断は歩道も信号機はなく、さらに行くと交差点の左手前に消防署がある。
そこを左折して100m位北に進み、途中信号のない通りを3つ横断すると、左手に心身障害者福祉センターの案内音があり玄関に到着する。
〈問題点、注意点〉
・歩車分離式信号機は斜め横断が出来ない。鳴っている時間は短くぎりぎりである
が、音声が終わっても3秒位は青である。
・途中の点ブロが摩滅している箇所(寿司亭の手前あたり)がある。
3 マツダスタジアムへのコース
この日は阪神戦があり駅前からの通りはすごい人出であった。
駅すぐの東側の横断歩道をカッコウで渡り、次を左に渡りフタバ図書、カープロードを点ブロに沿って進むと愛宕踏切交差点が左手にあり一旦停止する。
ここは横断歩道がなく警備の人が通行整理を行っている。
ここからは点ブロがなく人の流れに沿って進む。
途中に街路灯やミラーの支柱が立っていて注意がいる。
さらに進むと球場入口の坂道となり、ここからは右側に点ブロがあり手荷物検査、入場ゲートへつながる。
今回はそこからエレベーターで降り、情報のあった3塁側ゲート前の歩道上の点ブロに柵が置かれているかを確認した。
試合開始30分前で人は少なく通行整理のための柵は置かれていなかった。
すぐ近くの砂かぶり席の後ろのネット越しに練習風景を見ることができた。
〈問題点、注意点〉
・愛宕踏切から球場口アプローチ手前までは点ブロがない。
この箇所は途中に街路灯やミラーの支柱があり注意が必要です。
・広島駅すぐの東側信号機の音量が小さい。
・球場付近の三塁側の点ブロ上に柵はなく、改善されている状況であった。
まとめ
どのコースも言えることですが、広島市総合福祉センターへのコースは、地下への下り口や地下通路の点ブロが入りくんでおり、利用するコース路をイメージして把握することが大切ではないかと感じました。
特に地下通路へ下りる所の階段からの踏み外しや転落、エスカレーターなど危険箇所への安全確認と注意が必要です。
〈改善点について〉
①広島市総合福祉センターに行く駅前通り(大洲通り)の歩車分離式交差点は斜め横断で方向が取りにくく、エスコートゾーンの敷設が必要である。
②マツダスタジアムへ行く愛宕踏切から球場口坂道の手前までは点ブロがなく、途中に街路灯やミラーの支柱があり、点ブロの敷設と安全保護対策を含めた整備が必要である。
③心身障害者福祉センターへ行く摩滅した点ブロを、今後新しくしていく。
街点検や日頃不自由を感じておられる歩行環境について、ご意見をお寄せください。
体育部 (森川 秋子)
☆会員ふれあいブラインドテニス大会報告
6月30日(日)に、広島市心身障害者福祉センター体育室で、会員ふれあいテニス大会を開催しました。
体験者8名(他付き添い者1名)、体育部2名、スタッフとしてテニス協会より5名に参加していただきました。総勢16名です。今回は例年になく沢山ご参加いただきました。
はじめに全体で自己紹介、準備体操を行った後、初級者組と経験者組の2組に分かれました。
初級者組は、まずラケットとボールを実際に触ってもらうことから始めました。人数はB1が4名、ガイド1名です。
ラケットの持ち方などの説明の後、点図を用いたコートの説明、その後実際にコートに入り、全体を把握していただくためコートを1周してもらいました。
B1スタッフによるデモンストレーションの後、いよいよ実際の体験に入ります。
まずは、ネット際からボールを転がしラケットに当ててもらいました。最初はラケットの振り方やタイミングがよくわからない方もいて、空振りも多かったのですが、何度か繰り返していくうちにみなさんタイミングも取れるようになってきました。
続いて、ネット際からバウンドさせてそれを打ってもらいました。さすがにこれは難しいようで、ボールを上に打ち上げることがなかなか出来ません。それでも何球かに一度くらいはうまく返球出来るようになった方もいました。
ベースラインからの球出しのあと、今度はサーブの練習に入ります。上からのサーブ、横からのサーブ、下からのサーブとあり、実際に手を取って3種類のサーブの振り方を教えて、個人個人好きなサーブを打ってもらいました。
皆さんなかなか距離や方向が定まらず、5球に一度入るかどうかなという状況でしたが、実際にゲームも体験してもらったほうがいいと思い、ダブルフォルトをトリプルフォルトまでオーケーとし、5点先取のタイブレーク方式で試合をしていただきました。
驚いたことに、試合に入るとみなさんサーブが普通に入るではありませんか。
練習では強く打っていた方も試合では入れることを重視してみなさんいい感じで試合が出来ました。
さすがにレシーブは難しく、綺麗にレシーブが出来た方はいませんでしたが、ラケットには当てている方も何人かはいました。
経験者組は、B1が2名、弱視2名、体育部1名(弱視)を含めた5名が参加され、はじめからベースラインからの球出しを行いました。
B1の体験者では、ボールを打つ際に、体が左側に開く習慣があり、上手くボールを打ち返せない方がおられたので、低い高さでバウンドに合わせて打つことを目的に、体験者がその場でボールをバウンドし、それを打つ練習も行いました。
その際1バウンドのボールには、上手く合わせられるのですが、2バウンドになると、最初は打ってもネットにかけることが多かったですが、慣れてくると少しずつ上手く打てるようになりました。
そして再度ベースラインからの球出しを行いましたが、以前より上手く打ち返せることが増えていました。
その後は、サーブ練習、試合形式を行いました。
こちらの組は、レシーブに比べ、サーブは、上手くコントロールする事ができていましたが、立つ位置を変えて打つことで、後半はより強いサーブもコントロールできるようになりました。
弱視の体験者も、ベースラインからの球出しの後、サーブ練習、試合形式を行いました。レシーブは、体験者全員が久々のテニスでしたが、緩い打球に対しての対応がとてもよく、何度もラリーが続く場面がありました。
サーブでは、トスの高さによって視点が定まらず、苦労される方もおられましたが、上または下からと自分の打ちやすいサーブを打ち、全体としては、上手くコントロールされていました。
試合形式では、バックハンドで打ち合う場面もあり、白熱した攻防が見られ、盛り上がりました。
皆さんからは、難しいけど楽しかった、一年に一回はテニスをやりたいというご意見をいただきました。
またその後の懇親会では、視障協に入会されたばかりの方も参加され、多くの方と交流ができて、よい人間関係が構築できたのではないでしょうか? 楽しい時間が過ごせました。
今後も毎年ふれあいテニスを継続していきたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
女性部 (部長 浦上由美子)
☆ 第1回研修会
皆さん、こんにちは。
7月21日(日)、11時30分からホテルグランヴィア広島21階 スカイレストランアンドラウンジL&Rにおいて、介助者を含む22名の参加者の皆様と「洋食のテーブルマナー」というテーマで研修会を開催しました。
4年前はグラスの上手な持ち方を載せましたので、今回はナプキンの使い方を報告します。
①椅子に腰かける。
②テーブルの上のナプキンを手に取り半分に折る。
③輪の方を膝のほうに向けておく。
④ナプキンで口をふくには、自分側の2枚になっている方の1枚目の利き手側を持ち、裏面を使う。(汚れを隠すため)
⑤料理を食べた後、④のようにし、飲み物を飲む際グラスに汚れが付きにくくきれいである。
⑥食事が終わり退席の時は、ナプキンを簡単にたたんでテーブルの右側に置く。(きれいにたたむと失礼に当たる)。
レストランに行かれた際、参考にしてください。
強い雨が降る中たくさんの方にご参加していただきありがとうございました。
===
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
事務局 高橋
〒732-0052
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
電話 082-264-4966
FAX 082-567-4977
jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
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