視障協だより 令和4年(2022年)10月20日 第209号 1/5

2022.10.20


【視障協だより】令和4年(2022年)10月20日第209号



発行責任者 中神 誠
編集責任者 仲前 暢之
公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052 
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp

目次


巻頭言・・・・・・5ページ
お知らせ・・・・・・7ページ
女性部、第3回研修会……7ページ
青年部、社会見学「被爆ピアノ資料館見学と最新自動販売機の利用検証」……8ページ
報告・・・・・・10ページ
体育部、ふれあいテニス……10ページ
女性部、第68回全国視覚女性研修大会……13ページ
青年部、第68回全国視覚障害青年研修大会(福岡県大会)……16ページ
事務局より・・・・・・18ページ
広島国際映画祭バリアフリー上映会ご招待……18ページ
音響信号が設置されます……19ページ
第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会(広島市大会)大会宣言・大会決議…20ページ
今月の会員の動き……26ページ
編集後記……26ページ

巻頭言(会長 中神 誠)


9月10日(土)・11日(日)に第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会(広島市大会)が広島市で開催されました。10日(土)は広島市総合福祉センターで、分科会(一般、青年、女性、あはき)が行われ、Zoomで参加の方も振り分けられ、うまくいきました。また心障センターではスポーツ部がアクアビクスの体験会を行いました。全体会議ののち、竹下会長の「中央情勢報告」と題して講演が行われ、最後に会長会議、女性部長会議に分かれ、Zoomでの参加もうまくいきました。
11日(日)はグランヴィア広島で式典に、広島県知事 湯崎 英彦(ゆざきひでひこ)様(代理 広島県健康福祉局 総括官 山﨑 真紀(やまさき まき)様)、広島市長 松井 一實(まつい かずみ)様 (代理 広島市副市長 前 健一(すすめ けんいち)様)、公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会 顧問 広島市議会議員 永田 雅紀(ながた まさのり)様、公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会 顧問 広島市議会議員 山路 英男(やまじひでお)様、社会福祉法人広島市社会福祉協議会 会長 永野 正雄(ながのまさお)様、広島市心身障害者福祉センター 所長 古川 智恵(ふるかわちえ)様、公益社団法人広島市身体障害者福祉団体連合会 会長 向井 助三(むかいすけそう)様、株式会社エクシオテック 福祉グループ 大阪オフィス 課長 中井 誠一(なかいせいいち)様をお迎えしました。
続いて議事、閉会式が行われました。どちらもZoomを使ってのハイブリッド形式で行われました。ご参加いただきました会員の皆様、ありがとうございました。宣言、決議を別に掲載いたしますので、参加できなかった方も読んでみてください。
中ブロ終了後、視障協の臨時総会を行い、社会福祉法人化を進めることが承認されました。これで、社会福祉法人化に向けて、広島市や各方面に社会福祉法人化の手続きに入りたいと思います。進捗状況については、「視障協だより」等でお知らせします。皆さんのご意見もとり入れながら、良いものにしていきたいと思います。
2022.10.20 17:44 |

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視障協だより 令和4年(2022年)10月20日 第209号 2/5

2022.10.20


【お知らせ】


女性部 (部長 浦上由美子)
第3回研修会


皆さん、こんにちは。第3回研修会は講師にフリーアナウンサーの桑原 しおり(くわばらしおり)氏をお迎えし「話し方教室」を企画しました。多数のご参加をお待ちしております。
日時:11月6日(日)10時~12時(終了予定)
場所:広島市心身障害者福祉センター2階 会議室1、2、3
テーマ:「正しい敬語・尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けができますか!」美しい日本語を忘れていませんか?
講師:フリーアナウンサー 桑原 しおり氏    
定員:60名(先着順・介助者含む)
参加費:無料
申込:11月2日(水)正午までに、視覚障害者福祉協会へ。
※コロナ感染予防対策として、当日は体温測定をして参加。37℃を越えた方は参加できませんので、ご了承ください。必ずマスク着用でおこしください。

青年部(部長 臼井利明)
☆社会見学「被爆ピアノ資料館見学と最新自動販売機の利用検証」


新型コロナウイルスの感染防止に気をつけながらではありますが、3年ぶりにお出かけ型行事を企画しました。
マイクロバスを借り上げて、西風新都周辺の施設を見学したいと思います。地元広島から世界に向けて被爆ピアノの伝承を続けられている矢川光則さんにもお話しをしていただき、平和を伝えていく大切さを改めて考えてみましょう。
実際に被爆ピアノに触れたり、希望者は演奏していただく事もできます。日程の後半では、厳選された素材を使ったベーカリーやスイーツのお買い物も兼ねて、タッチパネル式の自動販売機のアクセシビリティーについて検証を行いたいと思います。エレベーターや注文決済端末など、今後このようなタッチパネルや非接触式の操作機器は増えてくると予想されます。
見えない・見えにくいそれぞれの立場から、改善要望について意見交換してみましょう。
日時:12月11日(日)12時30分出発、18時終了予定
集合時間:12時15分(時間厳守)
集合場所:中区基町の心障センター行きバスのりば(神田山荘バス乗り場)市民病院の立体駐車場(第2駐車場)出口付近
行き先: ① 被爆ピアノ資料館(矢川ピアノ工房内)広島市安佐南区伴西6丁目309
     ② ANT BAKERY(石内ペノン内)広島市佐伯区五日市石内6500-1
対象:広島市内在住の視覚障害者・視障協会員・介助者(1名まで)
費用:おひとり700円(旅行保険費用、付添も同額)
申込:12月7日(水)正午までに事務局へ。
定員:20名、先着順。
必要事項:保険加入のため、参加者・介助者ともに、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号(携帯電話推奨)をお知らせください。(付添者も同様)

【報告】


体育部(部長 森川能光)
☆ふれあいテニス


8月28日(日)に広島市視障協主催で、ふれあいテニスが広島市心身障害者センターで開催されました。
参加者7名(会員4名、非会員3名)、スタッフとして、中国地域ブラインドテニス協会より6名、ガイドボランティア2名にもお手伝いいただき、13時過ぎから16時前まで、約3時間行われました。
密にならないように間隔を空け、自己紹介、ストレッチを行った後、初参加の方が2名おられましたので、ルール説明を行いました。その後体験者は、B1(全盲)クラスと、弱視クラスの2コートに分かれました。B1クラスの参加者は、3名で皆さん体験会に来られていたので、バウンドしたボールを、ラケットに打ってもらうところから始めました。
ブランクがあったにもかかわらず、ほとんど空振りすることなく、ラケットに上手に当てることができていて感心するほどでした。
徐々にレベルを上げていき、最終的には通常の位置から球出しを行いましたが、これも何球かに1度は、ネットを超えてナイスショットが見られるなど、かなりテニスらしくなってきました。続いてサーブ練習に移り、こちらも何度か体験されているということで、少しのアドバイスでほとんどサービスエリア内に、サーブを打つことができました。
最後に特別ルールにて5ポイント先取のミニゲームを行いました。これには協会スタッフも加わり、片方のサイドのみにサーブを交互に行い、協会スタッフにはハンディキャップとして、一方のサービスエリア内に返球しなければ失点とするというルールで行ったところ、これが非常に盛り上がり、どの対戦も接戦に次ぐ接戦で大いに楽しむことができました。
弱視クラスは、4名で、そのうち2名がブラインドテニス初体験、残り2名は、何度か、このふれあいテニスにも参加されている方です。初めにラケットの握り方やスイングなどを簡単にお伝えし、その後すぐに参加者4人へ球出しを行ってみました。この球出しを2~3順繰り返した後、サービス練習、そしてサーブ&ラリーと進み、休憩を挟んで、試合を体験してもらいました。試合形式により声掛けやサーブ順、ダブルフォールトなどのルールも肌で覚えていただけたかと思います。
スタッフ側から見て感じたことは、正面のボールは、きれいに打ち返すが、少しだけずれたボールは上半身の動きだけでラケットに当てようとし、足の一歩が出てこない。また練習では、上手に出来ていたラリーが試合では力が入るのか簡単なミスも多く見られました。でも皆さん、楽しそうでブラインドテニスに興味を持っていただけたのではと思います。
体験会後全体で感想を聞きましたが、参加者からは、楽しかった、一年に一度でもテニスを楽しみたいなどの意見が聞かれました。
今後も一人でも多くの方に、ブラインドテニスの楽しさを伝えていけるよう、企画して参りたいと思います。


2022.10.20 17:43 |

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視障協だより 令和4年(2022年)10月20日 第209号 3/5

2022.10.20


女性部(部長 浦上由美子)
☆第68回全国視覚女性研修大会


みなさん、こんにちは。
第68回全国視覚障害女性研修大会北海道・東北ブロック(福島大会)が8月31日(水)情報センターで、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮しオンライン形式による開催となりました。
□午前の部
全国代表者会議 10時00分~12時30分
議事 議題は全て承認されました。
1.令和3年度事業報告、収支決算並びに監査報告
2.令和4年運動方針(案)、事業計画(案)並びに予算(案)
3.代表者会議ブロック提出議題について
 各ブロックから1題ずつ提出。中国ブロックからは、フィーチャーフォンのように、重度の視覚障害者でも容易に使いこなせるスマートフォンを開発していただきたい。
4.宣言(案)・決議(案)について
5.会報「あかね」について (点字 部数の減少)
6.選挙管理委員の承認
 選挙管理委員
   札幌市:佐藤 成恵 (さとう なりえ)
   栃木県:小野 美智子(おの みちこ)    
   名古屋市:小池 恭子 (こいけ きょうこ)            
昼食・休憩 12時30分~13時30分  講演(録画)
   講師 鶴賀 イチ先生
   演題 さとう ひろしさんと「電話講演会」(児童詩「青い窓」 佐藤浩氏)
□午後の部
  開会式 13時30分~14時00分
□レポート発表・意見交換 14時00分から16時00分
テーマ:「災害を乗り越えて、今、伝えたい事―震災、豪雨、コロナ禍」
中国・四国ブロックからは愛媛県松浦恒子(まつうらつねこ)さんが「災害を乗り越えて~思うこと」をテーマに西日本豪雨の体験を発表されました。
松浦さんが災害を体験して一番大事だと感じたことは、自分の身は自分で守る。私の心にも強く響くものがありました。 
■議事・閉会式  16時00分~17時00分
(1)宣言(案)の採択
(2)決議(案)の採択
■次期当番団体代表挨拶(神奈川県藤沢市)令和5年8月30日(水)~31日(木)に開催
■閉会宣言
以上でオンラインによる大会を終了しました。

青年部(部長 臼井利明)
☆第68回全国視覚障害青年研修大会(福岡県大会)


9月18日・19日において、第68回全国視覚障害青年研修大会(福岡県大会)が日本視覚障害団体連合青年協議会並びに福岡県盲人協会青年部主催で、開催地会場とZoomミーティングシステムを用いたハイブリット方式により、オンライン主体で、全国の視覚障害青年と関係者が出席し開催されました。
本会青年部からは、2名がオンラインで出席を行いました。
代表者会議では、令和3年度事業報告並びに収支決算報告と、令和4年度事業計画並びに収支予算などが審議・承認されましたが、一部の提出議題については、審議継続となりました。
研修会では、視覚障害者当事者3団体のユース部リーダーによるシンポジウムが行われました。
「持続可能な組織を目指して ~青年(ユース)部の役割とその可能性とやりがい~」というテーマを基に、現状の課題などについて意見交換が行われました。
2日目はZoomのブレイクアウトルーム機能を用いて、テーマ別の情報交換会が行われました。
研修会同様、日視連加盟団体以外の青年層の方にも参加いただくかたちで、職業やICTなど、多くのジャンルの話題について情報共有が積極的に行われました。
例年同大会内で実施されていた提出議題検討会については、オンライン形式による会合が年度後半に別途実施される予定となっており、それにともない、式典内での大会決議の発表も行われませんでした。
台風14号が接近する中での開催となり、安全面の確保から、現地会場が急遽変更されるなど、開催に尽力された関係者の皆さんにもかなりの影響が生じる大会となりました。
次年度の同大会は、9月17日(日)・18日(月)に北海道札幌市で開催予定となっています。

【事務局より】


☆広島国際映画祭バリアフリー上映会ご招待


 バリアフリー映画のご招待がありましたので、お知らせします。
日時:11月18日(金)   
開幕式:10:00~10:30
上映時間:10:30~12:35
※上映終了後45分 映画監督の藤井道人(ふじいみちと)さんのゲストトークがあります。
場所:NTTクレドホール(基町クレド・パセーラ11階)広島市中区基町6-78
内容:「余命(よめい)10年」
監督:藤井道人(ふじいみちと)
出演:小松菜奈(こまつなな)・坂口健太郎(さかぐちけんたろう)
申込:11月7日(月)までに事務局へ

☆音響信号が設置されます


今年度も音の出る信号機が設置されます!
昨年の12月24日から25日にかけて放送されたRCCラジオチャリティーミュージックソンを通じていただいた募金により、今年度も音の出る信号機が、広島県内に4カ所設置されます。
①広島市中区舟入町  舟入電停南交差点
②広島市安佐南区中須1丁目  中須1丁目交差点
③呉市西中央2丁目  呉郵便局前交差点
④福山市伊勢丘6丁目  伊勢丘6丁目交差点
残念ながら今年度は調整が間に合わず、設置が難しかった場所も、来年度以降、引き続き要望をあげていこうと思っています。会員の皆様からも、音響信号を付けてほしい場所がありましたら、ぜひ事務局、または馬屋原までご連絡ください。
*馬屋原(歩行訓練士)080-2923-0155

2022.10.20 17:42 |

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視障協だより 令和4年(2022年)10月20日 第209号 4/5

2022.10.20



第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会(広島市大会)
大会宣言


水と緑の国際平和文化都市、ここ広島市に中国地区各地より、視覚障害者の代表が相集い、コロナ禍の中、第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会を開催できることは、主催者として喜びに堪えません。視覚障害者が社会参加と社会的自立のために当面する諸課題について討議を重ね研修を深めることは、大変意義深いものがあります。
本大会の開催にあたり広島県、広島市をはじめ各関係団体、ボランティアの皆様にご支援をいただいたことに深く感謝いたします。
2019年12月1日、中国の武漢より始まった新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界中に蔓延し、わが国に2020年1月3日に最初の感染者が確認されて以来、現在では第7波となり、いまだ終息の気配がうかがえません。このため、昨年は中国ブロック大会を行うことができず、本年は会場とZoomのハイブリット形式での開催となりました。
新型コロナ感染症は、視覚障害者の生活にも大きな影響を与え、特に3密(密閉、密集、密接)の回避のうち、「密接」の回避の影響は大きく、社会は人と人との接触に敏感となり、そのことに対する寛容さが希薄になってしまった印象があります。例えば、同行援護による移動に伴う支援者の減少、単独での外出による危険回避のための声掛けサポートの減少、患者に直接触れて施術する、あはき業の患者数の減少など個々の活動を苦境に貶めています。
2021年5月、障害者への合理的配慮の提供を民間の事業者にも義務付ける、障害者差別解消法の改正法が成立しました。しかし、これに違反した場合の罰則規定は設けられていません。私たちは理解促進のための普及啓発に取り組むとともに差別のない社会を目指して、行政などにも働きかけていく必要があります。
一方、2019年6月には「読書バリアフリー法」が成立しました。
読書は、教養や娯楽を得る手段のみならず、教育や就労を支える重要な活動であり、障害の有無にかかわらず全ての国民が読書できる環境を整備していくことが必要です。しかし、現実には、視覚障害者が利用可能な書籍等はいまだ少なく、図書館におけるサポートも十分ではありません。本法律は、障害の有無にかかわらず、すべての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に向けて、視覚障害者等の読書環境の整備を総合的かつ計画的に推進するものです。
しかしながら、その施策においてインターネットを利用したサービス提供体制の強化、特定書籍・特定電子書籍等の制作支援、アクセシブルな電子書籍等の販売等の促進など、どのように進めていくかが課題となっています。視覚障害者等自らが本法律をよく理解し、それぞれ課題を持ち寄り、話し合い、一般化して、行政に働きかけ、法律を使い勝手の良いものに変えていく努力も必要だと思われます。
また、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律第19条の最高裁判決が本年2月にだされ、「今なお、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師の分野においては視覚障害者の就業を保護する必要があり、そのためには晴眼者のためのあん摩マッサージ指圧師の養成課程の新設を制限することを定めた、あん摩師等法19条は憲法22条に反しない」と判示しました。わが国においては、現在でもあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師のうち晴眼者が8割を越える実情があり、この判決は視覚障害者の職業的自立のためには大変意義深いものがあります。
今後も多くの視覚障害者があん摩マッサージ指圧師という職業によって経済的に自立し、社会に貢献できるよう努力していく必要があります。また、一方では、視覚障害者の職業選択の自由と職域の拡大を進めていかなければならないという時代の課題にも直面しています。
私たちは、このような新たな法制度の進展に対応し、福祉の向上と共生社会の実現のため、視覚障害者はもとより全ての障害者が一致団結して、諸課題の解決に向かって積極的に行動することを、ここに宣言します。
令和4(2022)年9月11日

第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会
大会決議


一. 公的・民間でのバリアフリー化にユニボイスコード普及を要望する。
一.視覚障害者が必要とする全ての交差点への、音響式信号機、エスコートゾーン及び誘導用ブロックの設置を要望する。
一.音響式信号機に、夜間・早朝の音響が止まる時間帯を補う「高度化PICS(歩行者等支援情報システム)」の併設を要望する。
一.各市における養護盲老人ホームへの入所措置控えの解消を要望する。
一.雇用主が独自に行う視覚障害者への通勤支援に対して国・自治体はその費用等を助成することを要望する。
一.同行援護事業などサービスが継続的に受けられるよう報酬単価の引き上げを要望する。
一.補装具や日常生活用具の基準額(費用・補助額負担)を適切な引き上げを要望する。
一.セルフレジは、政策や設置について視覚障害者が無理なく使用できるように配慮していただけるよう要望する。
一.視覚障害者が、スマートフォンが使いこなせるようになるまで講習が受けられる体制作りを要望する。
一.入院時のヘルパー利用について、その制限を撤廃するよう要望する。
一.自治体や民間でのヘルスキーパー雇用の促進を要望する。
一.商品についているQRコード並びにバーコードを視覚障害者が指先で触れて位置を確認できるような印(しるし)をつけて頂くよう要望する。
一.マッサージに従事する視覚障害者が増加しているが、マッサージの保険診療の施術料が余りにも低い。マッサージの保険点数の大幅な引き上げを要望する。
令和4(2022)年9月11日
第70回日本視覚障害者団体連合中国ブロック視覚障害者福祉大会

2022.10.20 17:40 |

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視障協だより 令和4年(2022年)10月20日 第209号 5/5

2022.10.20



☆今月の会員の動き(9月)


現在の会員数245名(正会員238名 賛助会員7名)

☆編集後記(編集長 仲前暢之)


日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様お変わりありませんか。
中国ブロック視覚障害者福祉大会広島市大会は盛会のうちに終えることができました。
久しぶりに中国ブロックの皆様が一同に会し、交流を深めることができたことは、とても有意義だったと思います。
オンラインは手軽で便利です。けれども、直接会って意思疎通や相互理解を深めることも、また、とても大切だなと感じました。
コロナは、まだまだ気を付けないといけないですが、これからは、会員の皆様と直接会える機会が増えるとよいなと思います。



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2022.10.20 17:38 |

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