視障協だより199号 4/4
【ちょっと、ひとこと】(青年部長 臼井 利明)
青年部長を担当している臼井です。
私ももうすぐ50歳代に突入してしまう状況なので、最近はこれからを担う青年層の皆さんに対して、どのようなお手伝いをするべきなのか、考える事が多くなりました。
これまでは自分とそれほど年齢の違わない人達の要望について
想像を巡らせれば、具体的にどのような企画をしたら良いかも思いついたんですが、自分が青年だったころとは世の中の状況もすっかり変わってしまって、今の20代の人達が本当に求めている事が何なのか、団体としてどう活動すべきなのか慎重に考える必要があるように思います。
改めて私自身が組織にどう関わってきたのかについても思い返してみたんですが、仕事関連の研修会とか、趣味関連のサークル活動とか、自分より年齢のすごく離れた人達の中に入って行く事に対して、それほど抵抗を感じない性格もあり、いろいろなアドバイスをいただいたり、無理なお願いもきいてもらったりと、20代前半のころから、多くの恩恵を受けてきました。
今はスマートフォンなどを使えば、ややこしい事柄についても、対処法が分かる便利な時代となりました。この事自体は、視覚障害者にとっても情報を得られる画期的な技術革新なので、喜ばしい事とは思うんですが、その分自分一人でも問題を解決できるようになり、社会全体がうまく行きにくい停滞状態が長く続いている影響も合わさって、若者の皆さんも、未知の範ちゅうに飛び込んでいくような思い切った行動は控えないといけない実情があるのかもしれません。
このような状況の中で、次世代を担う若者の皆さんのニーズにあったつながりのありかたを模索しなければいけない状況にあると感じています。

【事務局より】
☆「情報センターまつり」視障協会員は 簡単手続きで入場できます
 例年は受付でパンフレットをお渡しするだけでしたが、今回の入場時は感染予防対策の一環として来場者に氏名、住所、電話番号のご記入(代筆有り)をしていただきますが、視障協会員は受付にてお名前と同伴者(妻です・ガイドです等)をお伝えください。用紙へのご記入は必要ございません。会員の皆様、ぜひ情報センターまつりにお出かけください。(まつりの詳細は同封のチラシをご覧ください)
☆差し上げます
今月より、事務局に届いた郵便物の中で、皆様のお役に立てるものがありましたらご活用して頂ける様、ご案内していきたいと思います。ご希望の方は、事務局へご連絡下さい。
【問合わせ】事務局:082-264-4966 
*内閣府政府広報室より
・ふれあいらしんばん vol.82 令和3年11月発行(点字・墨字版)
・音声広報CD 明日への声 vol.82 令和3年11月発行(CD版)
*社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合より
・日視連アワー(点字日本録音版)
令和3年11月号(CD版、カセット版)   
*社会福祉法人日本盲人福祉委員会より  
・愛盲シール

☆事務局の休み(1月)
1日(土)~3日(月)年始の休み 
8日(土)、9日(日)、10日(月・成人の日)、
15日(土)、16日(日)、
22日(土)、23日(日)、
29日(土)、30日(日)

☆編集後記(編集長 仲前 暢之)
タカラトミーのコミュニケーション人形、「うちのあまえんぼ あみちゃん」は、持ち主の名前を呼んだり、着ているお洋服を認識したり、季節・日時に合わせた会話など約25億通りの多彩なおしゃべりができるそうです。コロナ禍で誰かと会う機会が減っている今、両親や自分へのクリスマスのプレゼントにいかがですか?
師走の候、健康に留意され、お元気で良い年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。