【視障協だより】
令和2年(2020年)1月20日
第176号


発行責任者 寺中 久美子

公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732-0052 
広島市東区光町二丁目1-5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082-264-4966
FAX 082-567-4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp


【目次】

巻頭言 ……2ページ

事務局より ……3ページ
 事務局のお休み 令和2年2月……3ページ

お知らせ …… 4ページ
 女性部より、第3回研修会……4ページ
 青年部より、講演会のお知らせ……4ページ
 文化部より、文化交流会出演者募集……5ページ

報告事項 ……6ページ
 あはき部より、研修会報告……8ページ
 女性部より、第2回研修会……8ページ
 体育部より、感覚訓練……9ページ

*会員異動はありません


【巻頭言(会長 寺中久美子)】

 明けましておめでとうございます。
 今年の干支は庚子(かのえ・ね)です。庚(かのえ)は「かわる」「つぐ」、「結実の後に転身する」、子(ね)は「種子が土中で発芽した瞬間」「生命のスタート」「繁殖や発展」を意味しているといわれています。新しく始めることがうまくいく一年になりそうです。
 さて、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。4年に一度のパラリンピックに向けて、記録を出してエントリーしている情報が毎日のように入ってきます。金メダルを一つでも多く取ってほしいですね。
 今年の視障協の大きな行事として、第66回全国視覚障害青年研修大会(広島市)大会が9月26日・27日に開催されます。みなさまご協力よろしくお願いします。
 また市身連と県身連の共催で、第65回日本身体障害者福祉大会ひろしま大会が6月3日・4日に開催されます。詳しくは後日お知らせしますので、併せてご協力よろしくお願いします。
 12月16日東京地裁であはき法19条の判決があり、国の完全勝訴となりました。判決内容は、19条は合憲であることから原告の訴えを棄却することと、裁判費用は原告が負担することの2点となりました。おそらく原告は上告すると思われます。東京裁判に続き、大阪地裁は令和2年2月25日、仙台地裁は4月27日に判決の予定です。東京地裁に続いて国の完全勝訴になることを願います。
※視障協のことでお気づきのことがありましたら理事までお願いします。


【事務局より】
☆事務局のお休み 令和2年2月
令和2年2月の事務局のお休みは以下のとおりです。
2月 1日(土)、 5日(水)、 8日(土)、12日(水)、13日(木)、15日(土)、19日(水)、22日(土)、25日(火)、26日(水)、29日(土)


【お知らせ】
女性部 (部長 浦上由美子)
☆第3回研修会
「iPhoneでなにができるの?」~スマホデビューを考えている方へ
対象:本会員並び市内在住の視覚障害者と介助者1名まで、先着10名
日時:2月9日(日)10時~12時(終了予定)
場所:市心身障害者福祉センター2階 会議室3(東区光町二丁目1-5)
講師:山中美穂(やまなかみほ)氏
参加費:無料
申込:2月4日(火)正午までに、視障協事務局へ。


青年部より(部長 臼井 利明)
☆講演会のお知らせ
 皆さん、こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。
 今年度青年部主催の最後の行事は講演会です。
テーマ:声を届けて20年
対象:市内在住の視覚障害者(付添者1名可)
日時:2月11日(火)10時~12時
場所:市総合福祉センター(南区松原町5-1)5階会議室2
講師:朗読ボランティアカリオン代表 山本なおみ氏
先生は、呉市内を中心にご活躍されていらっしゃいます。
膝のふれ合いそうな距離でお話を聞いてみませんか?
参加費:無料
申込:2月6日(木)正午までに視障協事務局へ、先着20人。


文化部(森川能光・藤谷順子)
☆文化交流会出演者募集
 文化部では、会員の皆様が普段取り組まれているものを持ち寄り、発表できる場として、今年も文化交流会を下記のとおり企画しております。
日時:3月15日(日)14:00~17:30
場所:広島市心身障害者福祉センター2階会議室1・2・3
 出演者として皆様の前で発表される方は、2月14日(金)までに視障協事務局か、森川までご応募ください。
 ご観覧のみの方は、申込不要です。お知り合いの方を含め、たくさんのご来場をお待ちしております。


【報告事項】
あはき部 (新谷 幸司)
☆研修会報告
 あはき部より謹んで新春のお喜びを申し上げます。本年も昨年同様よろしくお願いします。
 中国ブロック三療研修会が、昨年の11月23日と24日の両日に鳥取県米子市の皆生温泉で開催されました。あはき師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので、中国ブロックの各県にて毎年持ち回りで開催されており、鳥取では5年ぶりの開催となります。出席者は約十数名の各県からの参加者と、日視連あはき会長、日マ会会長、理教連会長という方々でした。
 初日の23日の中央状勢報告ではあん摩師等法19条裁判が多くの時間を割いて報告されましたが、視障協だよりにて寺中会長が詳しく報告されていますので、ここでは内容は割愛します。
 無資格問題も懸案になってますが、関係団体がこの裁判にエネルギーを集中させているので、無免許対策の活動が先送りになっているのが現状ということでした。今後は無免許対策に力を入れるそうです。無資格施術による被害者への国家賠償を請求することと、無資格業者の公共施設の使用の中止を求める裁判を考えているということでしたが、まず被害者を見つけて原告になってもらい、その後、どうしていくかというのが難しいようです。しかし、最終的には裁判に持ち込んで行かないと無資格問題の結論は出てこないということでした。
 その他、あはき療養費に関しては施術管理者の要件が厳しくなるので保険取り扱いの有無にかかわらず施術管理者登録をしておいたほうが     よいということです。
 施術所の広告については2点変わることがあります。施術所名についてはやっている施術内容を施術所名に含まなければならないということでした。例えば、「○○治療院」はだめで、「○○鍼灸院」、「○○鍼灸治療院」、「○○マッサージ治療院」はよいそうです。また、料金の表示が可能になるということで、議論されており、近々はっきりするようです。
 翌24日には、栗原講師による「高齢者の健康とあはき施術~高齢化社会に貢献できる手技療法」と題した研修がありました。高齢化社会においてあマ指師が留意すべき点やその評価について、午前は講義を中心に、午後は日ごろの臨床に役立つ手技について指導していただきました。
 墨字ですが、この時の評価法に関しての資料がありますので、ご入用の方は、事務局にお問い合わせください。
 なお、次回は岡山で令和2年10月31日(土)から11月1日(日)に行われる予定です。


女性部 (部長 浦上由美子)
第2回研修会
 皆さん、こんにちは。
 11月26日(日)10時から広島市心身障害者福祉センター2階会議室2において、講師に小西知世(こにしともよ)先生をお迎えし「後ろ姿マイナス5歳」~イスに座ってできるヨガ~をテーマに介助者を会わせて14名の参加で第2回研修会を開催しました。
 ヨガにはたくさんの型(ポーズ)がありますが、今回は基本の呼吸法や簡単な型を教えていただきました。家の中で簡単にできますので皆様も試してみてはいかがでしょうか?イスに座ってラジオ体操の深呼吸をイメージしながら、
①足が床につくように椅子に腰掛ける。
②足は握りこぶしぐらい開く。
③おへそを腰椎にくっつけるようにイメージしながら腰を伸ばす。
④手の平を内側に向け、両手を体の横におろして、口から息を吐く。
⑤鼻で息をからだいっぱいに吸いながらゆっくりと両手を上に上げていく(手の平は向かい合わせで、指先に意識を置いて遠くへ)。耳につかなくてもよいので、無理はしないこと。
⑥上げた両手を口から息を吐きながら、手の平の向きを変えながらゆっくり半円を描きながら下ろしていき、最後ま